インスタ映え最高! 京都のアートスイーツをご賞味あれ

  • グルメ・スイーツ
トップ
 

 

芸術の秋&食欲の秋がやってきました! このふたつを同時に堪能できる、まるでアート作品のように美しくて、それでいて美味しいスイーツはないかなと、私“ち~たら”が「アートスイーツ」を探しに行ってきました! 目でも舌でも楽しめて、思わず頬が緩んでしまうこと間違いなしの、よくばりスイーツの数々。インスタ女子は要チェックですよ~♪


博物館のような店内でいただく “天然石スイーツ”


ガーデンクオーツ・ティラミス

地下鉄「西大路御池駅」近くにある「ウサギノネドコ京都店 カフェ」は、“自然の造形美を伝える”がコンセプトのお店。こちらで見つけたアートスイーツは、「ガーデンクオーツ・ティラミス」(853円)です。“ガーデンクオーツ”とは、和名で「苔入り水晶」と呼ばれる天然石のことで、石に含まれた鉱物が苔のように見えるのが特徴。よく見ると、このスイーツにも“苔のような鉱物”に見立てたものが閉じ込められていますね。透明感のあるゼリーが、まるで本物のガーデンクオーツのように美しいです♪ ゼリーに包まれているのは、マスカルポーネのクリーム。ほんのりとした甘さで、スフレのように軽い食感です。お皿に添えられた甘酸っぱいベリーソースと絡めていただくと、さらに美味しさが増しますよ。

店内の棚やテーブルには、鉱物や植物、骨格の標本がずらりとディスプレイされており、まるで博物館のよう。カフェの隣の建物では、世界中から収集された標本の展示や販売もされています。鉱物のことはよく分からなくても、見ているだけでもとても楽しいカフェなので、ぜひ気軽に訪ねてみてください♪


ウサギノネドコカフェ内観

■ウサギノネドコ京都店 カフェ
【営業時間】11:30~20:00(ラストオーダー19:00)
【定休日】木曜日
【電話】075-366-6668
【アクセス】地下鉄東西線「西大路御池駅」から徒歩約2分 Google map
【公式ホームページ】http://www.usaginonedoko.net/


チョコが溶けても美しい、究極のアートスイーツ


テ・ベール

2017年4月、京都御苑の南側にオープンした「ASSEMBLAGES KAKIMOTO(アサンブラージュ カキモト)」。こちらでぜひ一度味わってほしいアートスイーツは「テ・ベール」1,800円(税抜き)。これは京都の町並み? 日本庭園? まるで、そんな景色をグラスの中へ閉じ込めているかのよう。この見た目だけでもアートですが、注目すべきはチョコでできた蓋。上から温かいチョコレートソースをかけると、ゆっくりと蓋が溶けてグラスの中に落ちていくのですが、その経過がこれまた美しく、もはや“アート作品”と言っても過言ではありません。

中には、ピスタチオのパルフェや滑らかな抹茶クリーム、もちもちとした求肥、シャリシャリとしたトンカ豆のアイスが詰まっていて、食べるたびに口の中にさまざまなハーモニーがふわっと広がります。「テ・ベール」は、時季により形や内容が変わるそうなので、移りゆく景色を楽しんでみてください。店内では、ケーキやチョコレート、サブレなども販売されていますので、京都みやげとしても良さそうですよ♪


ASSEMBLAGES KAKIMOTO内観

■ASSEMBLAGES KAKIMOTO
【営業時間】イートイン12:00~18:00/テイクアウト~19:00/ディナー18:00~(要予約)
【定休日】火曜日、第2・4水曜日(不定休)
【電話】075-202-1351
【アクセス】京阪本線「神宮丸太町駅」から徒歩約8分 Google map
【公式ホームページ】http://assemblages.jp/


ざくざく、ぷるるんの食感と、3層の色合いがアートなパフェ


珈琲ゼリーパフェ

元田中にある「珈琲焙煎所 旅の音(たびのね)」はとことん珈琲にこだわっているお店。そんなお店でいただけるアートスイーツは、「珈琲ゼリーパフェ」(690円)です。珈琲ゼリーの下には、白いミルク寒天と赤いラズベリーソース。この3層の色合いがとても可愛らしいですよね♡ グラスの蓋のようなものは、追加でお願いできる“マシュマロクッキー”(150円)。軽く焼いたマシュマロの甘く香ばしい香りがたまりません。クッキーを手で割ってパフェと混ぜていただくと、底に入っているざくざくのグラノーラやぷるるんとした珈琲ゼリーなど、さまざまな食感が楽しめますよ。

専門学校の跡地を利用した店内は、まるでインテリアショップのように可愛いものがいっぱいディスプレイされていて、とてもお洒落♪ 店内で提供される珈琲は、全て注文前に珈琲豆の香りを確認することができるので、珈琲好きさんにとってはかなり嬉しいポイントですね! ぜひ「珈琲ゼリーパフェ」とともに、お楽しみください。

旅の音内観

■珈琲焙煎所 旅の音
【営業時間】10:00~19:00(ラストオーダー18:30)
【定休日】月曜日
【電話】075-703-0770
【アクセス】叡山電車叡山本線「元田中駅」から徒歩約5分 Google map
※お車でお越しの方:珈琲豆購入、テイクアウトの方のみ一時停車スペースあり。
【公式ホームページ】http://coffee.tabinone.net/ 


洗練されたフォルムが美しすぎる、贅を尽くしたパフェ


モンブランのパフェ

「SUGiTORA(スギトラ)」はジェラートの専門店として2017年3月にオープン。京都の繁華街である寺町通と新京極通の間で、隠れ家のようにひっそりと店を構え、季節の美味しいジェラート(400円~)が食べられるお店として、最近話題になっています。ジェラートの他にもさまざまなスイーツを提供しており、実は私が“アートスイーツ特集をやりたい!”と思うきっかけとなったのも、こちらのスイーツを見たから。・・・それがこの「モンブランのパフェ」(1,700円)です!

巧緻を極めたオブジェのような、このフォルム! 角のようなものは、細く繊細なラングドシャで、その先には金箔が添えられています。そして、愛媛県産の和栗を使った濃厚なモンブランに、北海道ミルク・洋梨バニラ・ナッツプラリネの三種のジェラート、砂糖がけのクルミ、クランブルクッキー・・・ これでもかというほど贅沢な一品です。もちろん、お味も格別。栗の美味しいこの季節にぜひとも食べてほしいパフェです。こちらのパフェは秋限定ですので、どうぞお早めに。パフェは、時季により内容が変わるそうなので、他の季節にはどんなスイーツがでるのか楽しみですね♪


SUGiTORA

■ジェラート専門店 SUGiTORA
【営業時間】13:00~22:00
【定休日】火曜日・水曜日(不定休)
【電話】075-741-8290
【アクセス】阪急京都線「河原町駅」から徒歩約10分 Google map
【公式ホームページ】https://www.sugitora.com/ 


インスタで話題! 玉手箱のような、大人綿菓子


wata-hako

※写真手前:桜餅味、奥:黒蜜きな粉味

“インスタ映え最高”と話題の綿菓子専門店「JEREMY&JEMIMAH(ジェレミー アンド ジェマイマ)」の新店舗が、東山三条にある古川町商店街に誕生しました。こちらで大人気なのが、まるで玉手箱みたいな綿菓子「wata-hako」(900円)です。淡く優しい色合いのふわふわ綿菓子に、絶妙なバランスで置かれたドライフルーツの装飾。女子たちの間で話題になるのもうなずける可愛さです。お味も、ほどよく酸味のあるドライフルーツがいいアクセントになり「こんな綿菓子はじめて!」とビックリするはず。桜餅味は、真ん中に塩漬けされた桜葉のパウダーがかけられており、甘さとしょっぱさのコンビネーションが最高なので特におすすめです。

今回ご紹介した「wata-hako」が食べられるのは2号店の古川町商店街店のみですので、ご注意くださいね。子供の頃、縁日で食べた綿菓子とはひと味違う、アートな綿菓子をどうぞ召し上がれ。


JEREMY&JEMIMAH 古川町商店街店

■JEREMY&JEMIMAH 古川町商店街店
【営業時間】11:00~17:00
【定休日】不定休
【電話】070-4169-4008
【アクセス】地下鉄東西線「東山駅」から徒歩約1分 Google map
【公式ホームページ】http://jeremyjemimah.com/ 


青い世界でキラッときらめく、乙女なゼリーポンチ


ゼリーポンチ

四条木屋町を少し北へ上がった場所に店を構える、老舗喫茶店「喫茶ソワレ」。来店するお客さんのほとんどが注文するという「ゼリーポンチ」(650円)は、昔からある定番メニューで、最近は“フォトジェニック!”と話題を呼んでいます。ご覧ください、この乙女心をくすぐるアートな見た目。シュワシュワのソーダ水に浮かぶカラフルなゼリーがキラキラと輝いて、まるで宝石箱に入ったジュエリーのように見えませんか。ぷるんとしたゼリーをスプーンですくって眺めては、うっとり・・・♡ この可愛らしい見た目だけでなく、ソーダ水のすっきりとした甘さも、幅広い年齢層から愛される秘密。たちまち幸せな気分に浸れますよ。

店内2階はご覧の通り、ブルーの照明に照らされる“青の世界”。お店の初代のご主人が、染色研究家の上村六郎さんから「ブルーは女性がきれいに見える」とアドバイスを受けたことから、この照明にしているのだそう。窓際に置かれた葡萄の照明や、壁にかけられた東郷青児の絵画がノスタルジックな雰囲気を醸し出し、どこか懐かしさも覚えるレトロ感がとても素敵です。休日には店の外に行列ができるほどの人気店ですので、開店後すぐに入店するのがおすすめですよ。


ソワレ内観

■喫茶ソワレ
【営業時間】1F 13:00~19:00(ラストオーダー18:00)/2F 13:00~19:30(ラストオーダー18:45)
【定休日】月曜日(祝日の場合は火曜日)
【電話】075-221-0351
【アクセス】阪急京都線「河原町駅」から徒歩約3分 Google map



どれも思わずインスタにアップしたくなる可愛さ&美しさですよね。京都観光に来たら、「アートスイーツ」をぜひ楽しんでください♪

 

Written by. ち〜たら

おすすめコンテンツ