「京都・時代祭館 十二十二(トニトニ)」ってどんなとこ?

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京都NEW SPOT 2


昨年(2017年)の12月、平安神宮の境内地にオープンした「京都・時代祭館 十二十二(トニトニ)」は、“365日、時代祭はここにある。”をコンセプトにした文化商業施設です。いったいどんな施設なのか気になりますよね・・・ ということで、私“オパン”が探ってきました!

“十二十二(トニトニ)”とは?

平安神宮のお祭りで、京都三大祭のひとつでもある「時代祭」が毎年10(十)月22(二十二)日に開催されることから、“十二十二(トニトニ)”という親しみやすい名前が付けられたそうです。外観は白い壁と瓦屋根がレトロなデザイン。新しく建てられたのですが、今までもここにあったかのような、趣を感じる建物です♪

入り口からまっすぐ進むと、階段近くにある大きな提灯から床に、映像が投影されています。「なんの映像かな?」と、じっと見てみると、くるくると時代祭の衣装をまとった人々が歩いているではありませんか! さっそくのかわいい演出ですね。

さらに先に進むと、館内の天井にも時代祭の風俗行列が映し出されています! 最新鋭の技術で映像が投影されている帯状のスクリーンは、長さ約30メートルにもおよび、まるで絵巻物を見ているようです。
入り口や館内にある提灯は、京提灯の老舗・小嶋商店から派生したブランド「小菱屋忠兵衛」によるプロデュース。目を引くおしゃれなデザインにもご注目を♪

さてさて、館内には、ごはん屋さんやおみやげ屋さんなど全28軒ものお店が入っています。その中でも私が気になったお店をピックアップしてご紹介していきます!

お昼から京の酒蔵・松井酒造のお酒が味わえる 「神宮酒場」

日本酒スタンディングバー「神宮酒場」は、京の酒蔵・松井酒造、初の直営店です! 看板銘柄「神蔵(かぐら)」などの日本酒(1杯250円~)はもちろん、京漬物や蔵元特製の粕汁(500円)などもいただけます。日本酒に詳しいスタッフさんがいろいろ教えてくださいますので、日本酒ビギナーでもご安心を♪ とくにおすすめは「平安福酒 純米吟醸 無濾過生原酒」(300円)。京都の酒米と、京都の地下水のみを使用したこだわりの日本酒で、神宮酒場でしか味わえない、日本酒好き必飲のお酒です♡

おみやげには、手頃な一合サイズの「平安福酒」(900円)はいかがでしょうか。パッケージもおしゃれなので、お酒好きの方へのプレゼントにも喜ばれそうですよ♪

トニトニ限定! 雅なデザインのカステラ♪ 「然花抄院」

紙焼きかすてらが人気の「然花抄院(ぜんかしょういん)」からは、トニトニ限定デザインの絵柄入りカステラ「京ノ四季」(1,080円)が登場。京都らしい四季を表した雅なデザインが美しいですね。ふわふわした生地と上品な甘さがたまりません♪

抹茶洛庭(ホット)

テイクアウトメニューの「抹茶洛庭(ラテ)」(648円)と「焙じ茶洛庭」(648円)もトニトニ限定です! お店の中に撮影スポットが用意されていて、鳥居と一緒に写真が撮れるんですよ。私もつい何枚も写真を撮ってしまいました♪ 「抹茶洛庭」のホットは、コップにのったおせんべいをスプーンで崩しながら、抹茶ラテやクリームと一緒にいただきます。京都産宇治抹茶を使用した風味豊かでほろ苦い味わいと、クリームの甘みがミックスされて絶妙な美味しさです。

「盆栽?」ではなく、スイーツです! 「Patisserie EN」

SNSで話題になりそうなのがこちらの盆栽。・・・ではなく、これ、実はティラミスなんです! 「Patisserie EN(パティスリー エン)」でいただける「BONSAIティラミス」(1,000円)は、まるで鉢植えの植物のような見た目。クリーミーなティラミスは、石に見立てられたナッツとの相性も抜群です♪ 見た目からは想像できない美味しさに、あっというまにからっぽの植木鉢になってしまいました(笑)


手軽に食べ歩きができるポップな京生麩 「愛麩」

京生麩のお店「愛麩(まなふ)」では、田楽やスイーツなど多種多様な組み合わせの「生麩bar」がいただけます♪ 「カラフル田楽Bar 3本セット」(800円)は、あわ麩、よもぎ麩、道明寺麩に白みそと赤みその田楽味噌が付いていて、さらに色とりどりのゴマがトッピングされています。まるでデザートのようなかわいらしさですね♡ 他にチリソースやカプレーゼなど、様々な味が用意されているので、あれもこれも食べたくなってしまいます。

日本茶でホッとひとやすみ♪ 「Salon de KANBAYASHI」


ホッと一息つきたいときは「Salon de KANBAYASHI」でティータイムはいかがですか? 約450年の歴史を持つ宇治の老舗茶舗「上林春松本店」による日本茶カフェの二号店で、急須で淹れるお茶(650円~)を楽しむことができます。淹れ方はスタッフの方が教えてくださいますので、おうちでも応用できそうです。私は玉露をいただいたのですが、一煎目と二煎目で全く味わいが異なるのでびっくり。丁寧に淹れたお茶はやっぱり美味しいですね♪ トニトニ限定の茶葉「恵玉(けいぎょく)」など、計り売りもされているので、ぜひおみやげにどうぞ。

ごはんもおみやげも、充実しています♪

平安カレー(1,000円)

その他にも、祇園の鉄板料理店「ステーキなか彦」監修の「平安カレー」や、抹茶の風味が広がる“抹茶餃子”がいただける「餃子さんかく」など、美味しいメニューが勢揃い! 京漬物の「大安」や和菓子の「鶴屋吉信」、お茶の「一保堂茶舗」など、京都の名だたるお店のおみやげが揃う「京都銘店小路」「京名物のれん会」もありますので、おみやげ選びにも重宝しそうです♪

グランドオープンが待ち遠しい!

これだけ充実のトニトニですが、実はまだ第一期のオープンなのだとか。3月末に第二期として平安神宮の神器庫を改装した「蔵通り」が登場し(予定)、初夏に迎えるグランドオープンの際には、2階に秋元康さんプロデュースの劇場も幕を開けるそうです!

今後の展開も楽しみなトニトニ。岡崎エリアに訪れたら、ぜひ足を運んでみてくださいね♪

■京都・時代祭館 十二十二(トニトニ)
【営業時間】10:00~18:00
【定休日】無休
【電話】075-752-1022
【アクセス】市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」バス停から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】http://1022.kyoto/

 

Written by. オパン

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