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ちいさな秋、見つけた

2009年9月公開

京都の町をのんびり散策。さわやかな風や虫の音…いつの間にか移ろいゆく季節をじっくりと肌で感じてみませんか?北政所(ねね)ゆかりの高台寺周辺から、円山公園、祇園を経て鴨川にいたる道をメインに、初秋にぴったりなコースを紹介します。
ちいさな秋、見つけたコースマップ 京都市美術館の上に照る月 瞑想的な雰囲気の青蓮院 夕陽があたる吉井勇の歌碑 燈明が幻想的な八坂神社 コース分岐の目印になる知恩院三門 南座と月明かり 石畳が続く「ねねの道」 虫の音が聞こえる円山公園 高台寺駐車場階段から見た八坂の塔

高台寺周辺の夕空

夕焼け雲をバックに八坂の塔を遠望すれば、まさに「京都に来た」の感を強くするのではないでしょうか。坂本龍馬らの墓のある京都霊山護国神社近くの「維新の道」を下ると八坂の塔が次第に姿を現し、霊山観音前の駐車場への階段あたりが絶好のスポットです。高台寺前の「ねねの道」を北上すれば石畳に街灯が柔らかに映え、昼間と違った古都のたたずまいを味わえます。

  • 高台寺駐車場階段から見た八坂の塔

  • 石畳が続く「ねねの道」

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円山公園に虫の音

円山公園や八坂神社まで歩くと植え込みの茂みから早くも虫の声が聞こえてきます。八坂神社の神殿にも灯りが入り幻想的な雰囲気に。さらに北へ進むと壮大な知恩院三門前へ。ここが分岐点で、メインコースは西へ知恩院道、新橋通、白川南通と順にたどり祇園の花街に入ります。

  • 虫の音が聞こえる円山公園

  • 燈明が幻想的な八坂神社

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鴨川の月明かり

白川畔にある吉井勇の歌碑あたりは祇園情緒たっぷり。吉井勇をしのぶ「かにかくに祭」は毎年11月8日にこの歌碑の前で行われます。鴨川西岸の「せせらぎの道」に突き当たると、ほんのりとした灯りが散歩道を照らしそぞろ歩きにいざなわれます。年末の顔見世で知られる南座の上に月が顔を出すと、三条大橋や四条大橋からきらめく水面が眺められ、旅情をなぐさめてくれそうです。※天候によって月が見られない場合があります。

  • 夕陽があたる吉井勇の歌碑

  • 南座と月明かり

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青蓮院の庭

分岐するコースは、知恩院三門前から神宮道を北にとって青蓮院へ。昼間は生命力あふれる姿を見せる門前の大クスノキですが、夕闇迫る中で見ると何か瞑想的な雰囲気に引き込まれるから不思議です。特別拝観の時期は青蓮院の夜の庭を観賞して静かなひと時を過ごすこともできます。ここから京都の文化の中心地・岡崎まで足を延ばすと、夜8時までライトアップされる京都市美術館の向こうに月が上がり、月光を浴びた平安神宮の大鳥居もほのかに浮かび上がって見える。

  • コース分岐の目印になる
    知恩院三門

  • 瞑想的な雰囲気の青蓮院
    写真=中田昭

  • 京都市美術館の上に照る


掲載内容は2009年9月時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。
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