仁寿年間(851~854)に慈覚大師円仁により中国の天台山を模して創建されて以来、天台声明の道場として栄えた。その後に衰退するも、天仁2年(1109)に良忍により再興され、江戸時代に融通念仏宗の寺院と改められた。本堂に祀られる本尊「木造薬師如来坐像」「木造阿弥陀如来坐像」「木造釈迦如来坐像」はいずれも平安時代の作とされ、国の重要文化財に指定されている。
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