ネズミから始まりイノシシで終わる十二支は、月日や時間を知るために定められ、その起源は古代中国にさかのぼるとされています。十二支にいきものが当てはめられた理由については様々な説がありますが、日本では多くの人々に愛され、多くの芸術家たちの題材となり、絵画や工芸作品に表現されてきました。本展では、江戸時代初期の画家・狩野探幽の巨大な「雲龍図」、前田青邨「宇治川の先陣争い」をはじめ、干支に選ばれた「いきもの」たちの作品を展示します。また併せて、長沢芦雪筆「猫と仔犬図」、歌川広重筆「美人と猫図」など猫をはじめとする、十二支に選ばれなかった「いきもの」たちを描いた作品も展示します。
- 日程
- 2020年8月1日(土)~10月11日(日)
前期:8月1日(土)~31日(月)
後期:9月2日(水)~10月11日(日)
10:00~17:00(受付終了16:30)
- 料金
- 900円
- 場所
- 嵯峨嵐山文華館
- 休館日
- 火曜日(祝日の場合は翌日)