京都で江戸時代から続く染織工房「染司よしおか」の五代目当主で染色史家の吉岡幸雄氏の展覧会を開催します。吉岡氏は古来の文献をひもとき、伝声の染織遺品をはじめ古今東西の美術工芸を研究して、伝統の色彩を求めました。各地に伝わる染料・素材・技術を訪ねて、その保存と復興に努め、社寺の祭祀・古典文学などにみる色彩や装束の再現・復元にも力を尽くしてきました。本展では、氏の美への憧憬と本質を見極める眼、あくなき探求心によって成し遂げられた仕事と蒐集の軌跡を紹介します。
※当面の間、臨時休館。
- 日程
- 2021年1月5日(火)~5月9日(日)
10:00~17:00(受付終了16:30)
- 料金
- 1,400円
- 場所
- 細見美術館
- 休館日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)、4月13日(火)