江戸時代に活躍した、相国寺と深い関わりのある京の絵師たちの絵画をご覧いただく展覧会を開催します。伊藤若冲の「釈迦三尊像」などの作品を通じて相国寺の僧侶と絵師たちの交流を追うとともに、京都に大きな爪痕を残した災害、天明の大火にまつわる所蔵作品から相国寺僧と京絵師たちの災害復興に向けた軌跡を紹介します。さらに相国寺派の寺院、鹿苑寺(金閣寺)と慈照寺(銀閣寺)を代表する障壁画を展示。鹿苑寺からは伊藤若冲の重要文化財である大書院障壁画五十面、慈照寺からは与謝蕪村の描いた方丈上官之間の襖絵「山水人物図」など寺院空間を彩ってきた名品を披露します。十八世紀の京都画壇を彩る絵師たちの画技をお楽しみください。
- 日程
- 2021年4月29日(木・祝)~10月24日(日)
I期:4月29日(木・祝)~7月25日(日)
II期:8月1日(日)~10月24日(日)
10:00~17:00(受付終了16:30)
- 料金
- 800円
- 場所
- 相国寺承天閣美術館
- 休館日
- 会期中無休