日本画家・堂本印象（1891-1975）は約60年にわたる画業において様々に画風を変貌させてきました。花鳥画をはじめ、風景画・人物画・仏画など日本の伝統的なモチーフを描く一方、戦後には抽象絵画へと華麗な展開を遂げます。
2021年は堂本印象の生誕130年の記念の年です。印象生誕130年記念展第一弾として開催する本展では、2019年に実施した来館者による人気投票でＴＯＰ10に輝いた《木華開耶媛》や《交響》などの所蔵作品を中心に、時代を経ても輝きを放つ印象作品の数々を紹介します。