伊藤若冲が活躍した18世紀の京都は、絵画と俳諧の二つの分野で活躍した与謝蕪村、日本の文人画を大成した池大雅、写生を基本とした描き方が斬新な円山応挙など個性豊かな絵師たちが、互いに交流し、影響をうけながら、独自の画風を確立していきました。本展は嵯峨嵐山文華館と二館共同で開催し、第一会場となる福田美術館では「どうしてこんなに天才たちが」をテーマに、同館所蔵の「蕪に双鶏図」などをはじめとする若冲作品を前期後期に分けて、すべてを展示。また、彼らに影響を与えた禅僧や中国の画家の作品や、同時期に大坂で活躍した画家たちの作品を展示し、若冲と同じ時代を生きた画家たちの魅力を紹介します。
- 日程
- 2021年7月17日(土)~10月10日(日)
10:00~17:00(受付終了16:30)
- 料金
- 1,300円
- 場所
- 福田美術館
- 電話
- 075-863-0606
- 休館日
- 火曜日(祝日の場合は翌日)