近年再評価の高まる日本画家・木島櫻谷(1877-1938)は、明治から昭和にかけて京都日本画界の重鎮として全国的に活躍しました。その最も充実していた大正時代の半ばに住友家からの依頼を受け、制作された四季それぞれの花で彩られた四双の金屏風は写生の技や優れたデザイン感覚が発揮されています。本展では四季屏風を一挙に展示し、櫻谷と彼を育んだ江戸から近代に続く京都の画家の作品をご紹介。加えて新たに寄贈された櫻谷作品もご覧いただけます。京都室町で生まれ育ち、美術工芸が暮らしに溶け込む上質な生活文化を知り尽くした櫻谷の本領をお楽しみください。
- 日程
- 2021年9月11日(土)~10月24日(日)
10:00~17:00(受付終了16:30)
- 料金
- 800円
- 電話
- 075-771-6411
- 休館日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)