生誕150年記念「板谷波山の陶芸—近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯—」

美術館・博物館

  •  生誕150年記念「板谷波山の陶芸—近代陶芸の巨匠、その麗しき作品と生涯—」 重要文化財《葆光彩磁珍果文花瓶》 大正6年(1917) 泉屋博古館東京蔵
陶芸家・板谷波山は明治5年(1872)に茨城県下館町(現・筑西市)に生まれ、昭和28年(1953)には陶芸家として初の文化勲章を受章しました。波山は、理想の作品作りのためには一切の妥協を許さないという強い信念により、端正で格調高い作品を数多く手がけました。その一方で、故郷のまちと人々をこよなく愛し、ともに信頼し、共感しながら生きていくことを大切にした人物でもありました。2022年3月3日に迎えた、板谷波山生誕150年を記念し、住友コレクションはじめ波山の選りすぐりの名作を一堂に集め展覧。併せて窯跡から発掘された陶片資料、書簡などを通じて筑西の文化的土壌や人となり、故郷の人々との交流などもご紹介します。作品に表現された美と祈りの世界に癒され、波山の優しさとユーモアにあふれた人生に触れるひと時をお楽しみください。
日程
2022年9月3日(土)~10月23日(日)
10:00~17:00(受付終了16:30)
料金
1,000円
場所
泉屋博古館
電話
075-771-6411
休館日
月曜日(祝日の場合は翌日)

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