日用品をナフタリンでかたどったオブジェや、塩や葉脈、陶器の貫入音を使ったインスタレーションなど、「変わりながらも存在し続ける世界」を表現するアーティスト、宮永愛子。初代宮永東山の曾孫でもある宮永は、生まれ育った京都に活動拠点を戻し、陶房に今も残る古い型にガラスを流し込み、過去と現在を結ぶ作品を制作しています。本展では、新作《くぼみに眠る海 —猫—》をはじめとし、鍵善良房にちなんだ「鍵」をモチーフした作品や、鍵善所蔵の木型から発送を得たガラスの作品を中心に紹介します。
- 日程
- 2023年6月3日(土)~8月27日(日)
10:00〜18:00(受付終了17:30)
- 料金
- 1,000円
- 電話
- 075-561-2875
- 休館日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)