河井寬次郎は1920年、現在河井寬次郎記念館が建つ京都・五条坂に住居と陶房を構え、1924年に柳宗悦(1889-1961)と出会って以降、民藝運動の中心的人物として数々の名作を世に送り出しました。多くの文人墨客が集まる地として栄えた祇園町で長く商いを続けてきた鍵善良房にも、寬次郎や黒田辰秋(1904-1982)といった民藝運動に参加した芸術家たちの作品が数多く残されており、当時の親交がとても深いものであったとわかります。本展Ⅱ期では寬次郎を中心として、寬次郎の甥である武一(1908-1989)とその息子・透(1941-2021)の作品を展示します。
- 日程
- 2023年9月2日(土)~12月17日(日)
10:00~18:00(受付終了17:30)
- 料金
- 1,000円
- 電話
- 075-561-2875
- 休館日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)