正法寺
スタッフお気に入りの桜スポット ~その2~
「みんなのお気に入りの桜スポットって、どこ?」
昨年の紅葉に引き続き、「そう京」スタッフのみんなに、お気に入りの桜スポットを“ひとつだけ”あげてもらいました! 「え~、ひとつに絞れないよぉ・・・」という声には耳を貸さずに、苦渋の思いで選んでもらったお気に入り桜スポットを、どうぞご覧ください♪
⇒【古都こよみ】スタッフお気に入りの桜スポット ~その1~ はこちらから。
※2月5日公開予定の「京都 桜の名所開花情報2018」(2月5日までは「京都桜開花情報2017」です、5日に2018年バージョンが公開されます)では、3月中旬より桜の開花状況をお伝えしていきます。それまでの期間は、各スポットの“2017年の桜ベストショット”をご覧いただけますので、旅の計画にお役立てください。
“西山”は、やっぱり桜もキレイです
京都盆地の西にそびえる“西山”推しの“カツオ”さん。紅葉に続いて、桜もやっぱり西山周辺がお気に入りだそう。今回は善峯寺の近く、知られざる桜名所を選んでくれました。
カツオ 「西山の正法寺(しょうぼうじ)は、存在感抜群のしだれ桜が彩る石庭がお見事。でもわたしのお気に入りは、しだれ桜の後に見頃を迎える遍照塔(へんじょうとう)まわりの桜です。
遍照塔は、明治41年(1908)に「忠魂堂」の名で高台寺に建設され、平成22年(2010)にこの地に移築されたもので、近代和風建築を代表すると名高い塔。
新しい景観ではありますが、青空の下、朱色の鮮やかな塔を覆うようにピンク色の桜が咲く風景は、どこか別世界に迷い込んだかのような気持ちになってしまいます」
☆例年の見頃 4月上旬~中旬
⇒「桜開花情報」はコチラから。
山科の桜といえば、こちらもお忘れなく!
「桜の名所開花情報」に携わる“かりー”さんは、京都の桜が大好きな「桜女子」。おすすめは、「そうだ 京都、行こう。」2018年春のキャンペーン寺院「勧修寺(かじゅうじ)」からもほど近い、この神社です。
かりー 「大石神社は、地元の人々に親しまれる隠れた桜スポット。こぢんまりとした境内なのですが、“大石桜”と呼ばれる、1本の立派なしだれ桜があります。
樹高が10メートル近くあり、高さだけでなく枝ぶりも立派! その大きな木に可憐な桜が花を咲かせます。
枝を大きく広げて提灯に覆い被さる様子も印象的で、ライトアップされるとさらに絵になりますよ。例年、3月下旬に見頃となりますので、早めの桜旅行を計画されている方は、ぜひ訪ねてみてくださいね♪」
☆例年の見頃 3月下旬~4月上旬
⇒「桜開花情報」はコチラから。
緑色の珍しい桜にも注目を♪
桜写真を撮るのが好きという“ち~たら”ちゃんのお気に入りは、洛西の古刹。有名なあの桜とともに、意外な品種がお気に入りなのだそう。
ち~たら 「『日本さくら名所100選』に選ばれ、お花見スポットとしても人気の高い仁和寺。中門から入って西側には約200本の御室(おむろ)桜が植えられ、京都で一番遅咲きの桜として有名です。こんもりとした御室桜の向こうに五重塔が見える様子は、まさに“古都の春”といった風情で、大好きな桜景色です♪
そのなかでわたしが気になるのが、“黄緑色”の桜。二王門から続く参道脇に植えられている“御衣黄(ぎょいこう)”という桜で、黄緑色の花を咲かせる珍しい品種です。一見、葉っぱのようにも見えますが、よく見てみると中心は赤色に染まり、とても可愛らしいんです♪
ピンク色の桜に目がいってしまいがちですが、控えめで上品なこちらの桜にも注目してみてくださいね」
☆例年の見頃 4月上旬~中旬
⇒「桜開花情報」はコチラから。
春の訪れを告げる、名所中の名所
お散歩がてらのお花見が好き♡ という“オパン”ちゃんのお気に入りは、「桜といえば・・・」の、あの神社。桜とともに楽しみなことがあるようで・・・?
オパン 「“桜の社”として名高い平野神社は、お散歩がてらによく行くスポットです。平野神社発祥と伝わる魁桜(さきがけさくら)はその名の通り、他に先駆けて咲く早咲きの桜。この桜が咲き始めると、“春が始まったなぁ~”と感じます。
さくら苑の満開時は桜の種類や本数に圧倒されます! じつは神紋も“桜”で、桜の花びらをモチーフにしたお守りなど桜グッズもたくさん揃っているんですよ。
3月下旬からの観桜期にはライトアップもされるのですが、なんと境内無料! ・・・お財布に優しいのも嬉しいポイントです♡ 今年も、屋台が並ぶ桜茶屋でお花見したいなぁ♪」
☆例年の見頃 3月下旬~4月中旬
⇒「桜開花情報」はコチラから。
お気に入りには理由があります!
京都郊外好きの“みさご”さん。今回も、京都府南部の八幡市にある国宝の神社を選出しています。その理由というのが・・・?
みさご 「桂川・宇治川・木津川が合流する、三川合流の地に鎮座する石清水八幡宮。社殿のあるあたりだけでなく、境内地である男山全体に約2,000本もの桜が植わっている桜名所なんですよ♪
その麓にある“背割堤(せわりてい)”は桜のトンネルが続く堤防で、石清水八幡宮とともにお花見に訪れるのが毎年の定番になっています。
石清水八幡宮の桜の様子は“桜の名所開花情報”でもお伝えしているのですが、そのお写真を撮影されているのは、なんと神職さま(一部違う場合もあります)。“とらみ”さんから『上手に撮ってくださいね~』とプレッシャーを受けながらも頑張って撮影していただいているので、いつも楽しみにしているんです♪ 今年もよろしくお願いします!」
☆例年の見頃 4月上旬
⇒「桜開花情報」はコチラから。
2018年の桜も、どうぞお楽しみに!
スタッフの“マイ・フェイバリット桜スポット”は、いかがでしたか? それでは最後にご紹介するのは、こちらの桜スポットです!
局長 「2018年の桜といえば、やっぱり“勧修寺”は外せないですね。素朴感あふれるのどかな春景色は、心癒やされる光景ですよ」
☆例年の見頃 4月上旬
⇒「桜開花情報」はコチラから。
京都の桜の咲きはじめは、例年3月の下旬ですが、好きな桜に出会いに行くには、早めの旅計画がおすすめ。この記事が皆さまの春旅に、少しでも参考になれば幸いです♪ 2018年も京都の桜を、どうぞお楽しみくださいね☆