いま訪ねたい! 京都・見頃の花名所(7/6更新)

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三室戸寺(撮影日:2018年7月4日)

 

最近ますます気温が高まり、セミの声も聞こえ始めてきました。本格的な夏を迎えようとしている京都から、いま見頃の花や、これから注目したい花名所をお届けします! 夏も京都で花めぐりをお楽しみくださいね♪

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【天得院 桔梗】今年も可憐に花を咲かせています!


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撮影日:2018年7月4日


東福寺の塔頭寺院で、“桔梗(ききょう)の寺”としても知られる天得院(てんとくいん)。通常非公開のお寺ですが、毎年桔梗が見頃となる初夏と秋に特別公開されています。今年も桃山時代に作庭された枯山水庭園を、たくさんの可憐な花が彩っています♪ お庭一面を覆う杉苔の緑と、桔梗の紫や白のコントラストが素晴らしいですね。


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撮影日:2018年7月4日


今ちょうど見頃を迎えていますが、つぼみもたくさん。「桔梗を愛でる特別拝観」期間中(7月10日まで)は十分に楽しめそうですよ♪

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【三室戸寺 紫陽花・蓮】夏を代表する花は、まだまだ続きます♪


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撮影日:2018年7月4日


“花の寺”と称されるほど、四季を通してさまざまな種類の花が楽しめる三室戸寺(みむろとじ)。あじさい園の紫陽花はピークは過ぎてしまったものの、ご覧の通り綺麗な花も残っていました! あじさい園は7月8日(日)までの開園ですので、“名残の紫陽花”を楽しむなら今週が最後となってしまいそうです。


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撮影日:2018年7月4日


紫陽花からバトンを受け取るようにこれから注目したいのは、。本堂前の蓮園では花が少しずつ開き始め、もうすぐ見頃を迎えそうです。蓮園で見られる種類は約100種類。7月13日(金)には、先着300名限定の「ハス酒を楽しむ会」も開催されますよ。

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★これからおすすめの花スポット★


【廬山寺 桔梗】品のある紫 x 白 x 緑のコントラスト


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撮影日:2017年7月13日


紫式部の邸宅跡に建つ廬山寺(ろざんじ)。本堂前の「源氏の庭」には紫式部にちなんで、紫を中心とした色目の桔梗が植えられています。写真は昨年の今ごろの様子。桔梗の濃い紫色が、白砂と苔に彩りを添えていますね。凜としながらもとても上品な佇まいです。

廬山寺の桔梗は、例年9月の上旬まで見頃が続き、長い期間楽しめます。開花時季には、限定の御朱印も授与されているので、気になる方はこちらも要チェック!

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【法金剛院 蓮】優雅に花開く“極楽浄土の花”


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撮影日:2017年7月28日


の名所として名高い法金剛院(ほうこんごういん)。境内にある浄土庭園では、池が覆い尽くされるほど、たくさんの蓮を見ることができます。写真は昨年の礼堂前。鉢植えの蓮が多数置かれていて、例年“極楽浄土に咲く花”にふさわしい見事な咲きっぷりを見せてくれます。訪れるなら、蓮が美しく花開く午前中がおすすめですよ。

法金剛院では、毎年恒例の観蓮会(かんれんえ)を7月7日(土)から29日(日)まで開催! また、この期間中、拝観も早朝7時から可能となりますので、ぜひ早起きをして蓮を愛でてみてくださいね。

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いよいよ夏の花がスタート! とはいえ、花の開花状況は天候によって変わってしまいます・・・ この週末は荒れた天気となりそうなので、訪れる際にはあらかじめ各スポットまで問い合わせてみてくださいね。お天気が回復しましたら、ぜひ夏の花めぐりもお楽しみください♪


 

Written by. 「そう京」編集部

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