1月に行きたい京都イベント5選 初詣ほか

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お酒の神さまで有名な「松尾大社」

まもなく2020年のスタートです! 1月は、「初詣」「小豆粥で初春を祝う会」(妙心寺 東林院)など新春らしいイベントがいっぱい。恒例の「京の冬の旅」非公開文化財特別公開は、1月10日(金)よりはじまります。2020年の“初旅”は京都に出かけませんか。



あけましておめでとうございます!
古都・京都で「初詣」


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足腰のご利益があるという「護王神社」


新年を迎えたら、まずは素晴らしい一年となるよう初詣へ。古都・京都には数多くの神社があります。商売繁盛、厄除け、縁結び美人祈願・・・ 様々なご利益のなかから自分にぴったりの神社をみつけて、お参りに出かけてみましょう。境内に飾られる干支の大きな絵馬を眺めたり、京都の神社ならではの歳時を体験するのも楽しいですよ。

\京都で初詣。どこへお参りしたら良いですか?/
⇒Q&Aでおすめの初詣スポットをご案内!


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ネズミゆかりの「大豊神社」


2020年の干支は、十二支のトップを飾る「子(ネズミ)」。せっかくなら、ネズミゆかりの神社で初詣はいかがでしょう。哲学の道近くにたたずむ「大豊神社」には狛犬ならぬ“狛ネズミ”が鎮座し、ネズミをモチーフにした可愛らしい授与品も揃っています。2019年は亥年にちなみ、イノシシゆかりの「護王神社」が話題になりました。2020年は大豊神社に注目が集まりそうな予感・・・

\大豊神社とネズミの関係ってなーに? BYミモロ /
⇒大豊神社の“福ネズミ”&“白みそ雑煮”で祝う、初詣♪



福をもたらす新春巡礼♪
京都各所「都七福神めぐり」


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1月の京都では、“新春巡礼・巡拝”が各所で行われます。特に有名なのが「都七福神めぐり」。いまでは全国的な「七福神めぐり」ですが、実は京都が発祥なのだとか。商売繁昌の「ゑびす神」、開運招福の「大黒天」など七福神が祀られた社寺を新春にめぐれば、“七難撲滅”のご利益があるとされ、良き一年が過ごせるそうです。


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赤山禅院の福禄寿みくじ


六波羅蜜寺では1月1日(水・祝)~3日(金)に無病息災を願う「皇服茶(おうぶくちゃ)」、恵美須神社では1月8日(水)~12日(日)に商売繁盛を願う「十日ゑびす大祭(初ゑびす)」が行われます。東寺では1月10日(金)から通常非公開の五重塔内部の特別公開がスタート。歳時と合わせて七福神をめぐるのも、楽しい旅となりそうです。

「1日で効率よくめぐりたい!」という方には、京都定期観光バスの「都七福神めぐり」コース(10,500円)がおすすめ。札所はそれぞれ離れた場所にありますが、バスツアーならアクセスに悩む心配もご無用です! 昼食は、東寺・洛南会館で「七福神弁当」をいただきます。

\「そう京」スタッフの体験レポート /
⇒年のはじめに、「都七福神めぐり」をしてみた。


■都七福神めぐり
【日程】通年授与 ※拝観・参拝・朱印受付時間等は、社寺により異なります
【場所】恵美須神社(ゑびす神/商売繁盛)、松ヶ崎大黒天[妙円寺](大黒天/開運招福)、東寺[教王護国寺](毘沙門天/七福即生)、六波羅蜜寺(弁財天/福徳自在)、赤山禅院(福禄寿神/延寿福楽)、革堂[行願寺](寿老神/不老長寿)、萬福寺(布袋尊/諸縁吉祥)
【料金】朱印料各300円、色紙(大護符)1,500円~3,000円(朱印料別)、お軸500円
    ※お軸は、松ヶ崎大黒天[妙円寺]では販売していません。
【問合せ】075-561-6980(都七福神事務局/六波羅蜜寺)

\1日で全札所をめぐるバスツアーの利用も便利です/
※毎年元旦より1月末まで、京都定期観光バスの「都七福神めぐり」コースが運行しています。
 詳細は公式ホームページをご確認ください。


【1/4~27】早春企画! 歴史的なお部屋を、室内から見学
二条城「二の丸御殿 式台の間特別入室」


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二の丸御殿「式台の間」


徳川幕府の栄華を現代に伝える、世界遺産・二条城。徳川慶喜が大政奉還への決意を表明した二の丸御殿(国宝)の特別入室が、部屋を変えながら定期的に行われています。今回の早春企画として入室できるのは、かつて老中が控えていた「式台の間」。天井まで届くほどの巨大な松は、徳川幕府の永続性を表現しているそうです。通常は廊下からの鑑賞となるので、室内から間近にすると、さらに迫力を感じることでしょう! 煌びやかな天井画も圧巻です。

学芸員さんによる解説会(無料)も予定されており、式台の間でお話を伺いながら楽しむことができます。「より詳しく知りたい!」という方は、ぜひ日にちを合わせて訪ねてみてくださいね♪


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特別昼食「早春の二の丸御膳」(3,500円※入城料別途要)


元旦には、特製マスで「振る舞い酒」(先着1,000杯)が行われ、1月15日(水)までは東大手門に新春らしいジャンボ門松を設置。1月11日(土)からは、毎回大人気の非公開 香雲亭でいただく特別昼食「早春の二の丸御膳」(1日68食限定・要予約)がはじまるなど、1月の二条城は楽しいイベントがいっぱいです♪

⇒各イベントの詳細は公式ホームページでご確認ください。


■二の丸御殿 式台の間特別入室
【日程】2020年1月4日(土)~27日(月) ※火曜日除く
    8:45~17:00(入城終了16:00)
【場所】二条城 詳細情報はこちら
【料金】1,030円
【問合せ】075-841-0096
【公式ホームページ】http://www2.city.kyoto.lg.jp/bunshi/nijojo/

<学芸員解説会>
【日程】2020年1月9日(木)・15日(水)・23日(木)
    14:00~15:00頃 ※13:30受付開始
【集合場所】大休憩所レクチャールーム
【定員】70名(先着順)
【参加費】無料 ※入城料と二の丸御殿観覧料(1,030円)が別途要


【1/10~3/18】この冬は15ヵ所を特別公開!
第54回「京の冬の旅」非公開文化財特別公開


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泉涌寺 新善光寺※1月12日(日)は12時(受付終了)までの公開、13日(月・祝)は拝観休止


京都の冬の恒例イベント「京の冬の旅」非公開文化財特別公開(以下、京の冬の旅)。今回は「京の御大礼 雅の御所文化」と「明智光秀と戦国の英傑たち」をテーマに、15ヵ所で特別公開が行われます。普段は見学できない建築や襖絵、仏像などを楽しむことができ、現地ガイドによるご案内もあります♪


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妙心寺 仏殿


今回の「京の冬の旅」で初公開となるのは、皇室ゆかりの泉涌寺の塔頭・新善光寺と、明智光秀の位牌が安置される妙心寺仏殿(重文)、狩野探幽筆と伝わる天井画「雲龍図」が圧巻の大徳寺法堂(重文)。妙心寺は、光秀の菩提を弔うために建立されたという浴室「明智風呂」(重文)と合わせての拝観となります。また大徳寺は、「そうだ 京都、行こう。」2020年早春キャンペーンTVCMにも登場する方丈(国宝)、そして唐門(国宝)の3ヵ所での拝観となります。その他、数年ぶりの公開が多い今回の「京の冬の旅」。貴重な機会にぜひ、京都の秘められた美をお楽しみください♪

⇒詳しい情報は、歳時『第54回「京の冬の旅」非公開文化財特別公開』をチェック!


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大徳寺 法堂※1月16日(木)~18日(土)・21日(火)、2月21日(金)、3月15日(日)は拝観休止


■第54回「京の冬の旅」非公開文化財特別公開
【日程】2020年1月10日(金)~3月18日(水)
    10:00~16:30(受付終了16:00)
【料金】1ヵ所600円
※日程・時間・料金ともに、公開箇所により一部異なります。詳しくは公式ホームページでご確認ください。
【問合せ】075-213-1717(京都市観光協会/10:00~18:00 ※12月29日~1月3日は休み)
【公式ホームページ】https://ja.kyoto.travel/specialopening/winter/2019/


【1/15~31】2020年も健康に過ごせますように
妙心寺 東林院「小豆粥で初春を祝う会」


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小正月と呼ばれる1月15日に食すと、一年の邪気を払い万病を除くと伝わる“小豆粥”。通常非公開の妙心寺 東林院では、毎年1月15日から31日まで「小豆粥で初春を祝う会」が行われています。食前に生飯(さば)という禅の儀式を体験し、いただきます。小豆粥をメインにした精進料理は、どれもお腹にやさしく、「お正月に暴飲暴食してしまった・・・」という方にもおすすめ。予約不要なので、気軽に訪ねてみて。


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お庭の千両も、ちょうど見頃の時季。可愛らしい赤い実は、ほっこりと気分を和ませてくれますよ♪ この庭で採れた千両の種子は参拝者に無料で授与されています(数量限定)。


■小豆粥で初春を祝う会
【日程】2020年1月15日(水)~31日(金)
    11:00~15:00
【場所】妙心寺 東林院 詳細情報はこちら
【料金】3,800円(梅湯茶礼・小豆粥の精進料理ほか)
【問合せ】075-463-1334

Written by. かりー

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