
極上の日本酒と聞いて皆さまはどんな日本酒を思い浮かべますか? 純米酒? 大吟醸? それとも生原酒でしょうか。どれを美味しく感じるかは、それぞれの主観によるので正解を見つけるのは難しいですよね。
今日は、きっと誰もが“極上の日本酒”だと感じるであろうお酒をご紹介します。銘は「美感遊創(びかんゆうそう)」。京都と奈良の間に位置する城陽市で唯一の造り酒屋「城陽酒造」が、「我が蔵が持つ全ての技術とアイデアを集結させた極上の逸品」と太鼓判を押す、2017年8月に生まれたばかりの日本酒です。今回、特別に試飲させていただくことになり、日本酒をこよなく愛する「とらみ」、「牛若丸」、「きのこ」の三人で蔵を訪ねてきました。
私たちを出迎えてくれたのは、自信ありげな笑顔で瓶を掲げる城陽酒造の大野さん。従来の日本酒とは異なり洗練されたデザインのボトルは、どこか高級シャンパンのような雰囲気を醸し、期待が膨らみます。
そのお味とは・・・?

栓を開けた瞬間に感じるフルーティーで華やかな香りに、「これは絶対美味しい!」と確信しつつも、早速、テイスティングです。
きのこ「あ~、これは日本酒じゃないですね(笑)」
とらみ「想像していた味と全然違う! もちろん、いい意味で(笑)」
牛若丸「飲みやすすぎる!(笑)」
なぜか笑いが止まらない3人。というのも・・・ 今までに感じたことのない味だったのです!! ちょっと冷静になって、しっかり味をたしかめてみると・・・
きのこ「香りは華やかですね。味は甘口でしょうか・・・」
とらみ「甘口だね。でも、後味スッキリな感じ」
牛若丸「飲み飽きせずグイグイ飲んでしまいそう!」
とらみ「あ~、間違いなく飲み過ぎちゃう。でもあっさりしすぎず“飲んだ感”もしっかり味わえるのが不思議」
きのこ「度数(16度)があるので、気づいたら酔っ払ってそう(笑) まぁ、とにかく・・・」
3人 「「「旨い。文句なく旨い!」」」
特別な日に飲みたいお酒

さて、私的に極上の日本酒だと感じた「美感遊創」。なぜ最初に、”きっと誰もが極上と感じる”とお伝えしたかというと・・・ お値段も極上なんです(笑) 750mlで10,800円、1500mlで21,600円と、気軽には手が出ませんね(汗) 普段使いのお酒というよりも、日々頑張る自分へのご褒美や、特別な日に大切な人と一緒に飲む、そんな素敵なシチュエーションが似合うお酒だと思います。
さらに、750mlは限定400本、1500mlは限定60本という希少性。黒いシックなデザインの箱が高級感を演出し、重要なシーンでのプレゼントにもピッタリです。ちょっと気付きにくいのですが、ラベルにもこだわりが。「先入観を持たずに楽しんでほしい」という酒造の想いから、ラベルに特定名称や精米歩合などを表記していないのです。といっても、お値段から先入観は生まれてしまいそうですが(笑) ノーイメージでお酒を楽しむワクワク感は大事ですね。
ここまで読んで気になった方は、このお酒を購入出来る数少ないお店を下記にご紹介しますので、参考にしてください。京の地酒愛好家の皆さま、いつかきっと、この極上の日本酒を味わってみてくださいね! あっ、本数限定なので、絶対飲みたいという方はお急ぎを♪
■ 城陽酒造直売所
【営業時間】8:30~17:30
【定休日】日曜日・祝日
【電話】0774-52-0003
【アクセス】JR奈良線「山城青谷駅」から徒歩約3分 Google map
■ジェイアール京都伊勢丹B1階 和洋酒売り場
【営業時間】10:00~20:00
【電話】075-352-1111
【アクセス】京都駅から徒歩約3分
■ 京都駅ビル専門店街The CUBE 京の地酒・京旬味 富屋
【営業時間】8:30~20:00(季節により時間変更あり)
【電話】075-365-8725
【アクセス】京都駅から徒歩約3分
■酒のやまもと 京都店
【営業時間】10:30~18:30
【電話】075-761-0124
【アクセス】京阪電車「三条駅」から徒歩約2分