
2017年は大政奉還から150周年の年。全国各地の幕末維新ゆかりの都市で記念イベントが行なわれていますが、大政奉還の舞台となった二条城でも、10月22日(日)まで、スペシャルな夜間イベントが実施されています。ふらっと様子を見に行ってきましたよ♪
入城して早々に度肝を抜かれました!

二の丸御殿の入り口にやってくると… 近年、様々なイベントで実施されているプロジェクションマッピングが! 今回、二条城で上映されるものは「幕末維新」、「大政奉還」をイメージした作品。気になる映像の中には、幕末にゆかりのある人物の肖像も登場。すべて分かった方は、幕末ツウかも?!(幕末維新に大きくゆかりのある高知県出身の私は全員わかりました!) 建物などのライトアップだけではなく、こういった演出も同時に楽しめると嬉しいですよね。また、京都の老舗の名産品を販売するブースも出店されていますので、そちらも是非お楽しみに。
さあ、それでは今回のライトアップのメインともいえる二の丸御殿の中へ行ってみましょう♪
いっそうの輝きを増す障壁画

注)二の丸御殿内部の写真撮影はできません
今回のライトアップの見どころのひとつが、二の丸御殿内部の障壁画の数々。夜に一般公開されるのは「初」ということで、まさに記念の年ならではのスペシャル企画ですね。光に照らされることで、障壁画の金が異様なまでの輝きを見せ、引き込まれてしまいます。日中の観覧の際は、暗くて見にくい襖絵もあるのですが、照明にあたるととっても見やすくなるんですね~。「こんなに襖があったんだ!」というのが正直な感想でした。輝く襖を見るだけでも十分に満足なわけですが、見逃せないものがまだあります。
特別名勝庭園が見せる夜の表情を堪能

注)二の丸庭園の写真撮影はできません
なんと勇壮な二の丸庭園でしょうか! 鏡のように池に映りこむ岩の様子も素敵ですね。じつは、今年(2017)の8月に「京の七夕」の一環で行なわれた庭園ライトアップを見にくることができず、残念な思いをしていたのですが、思いがけず念願がかないました。ちなみにですが、二の丸庭園のライトアップは、二の丸御殿の中から観賞するスタイルとなります。お庭より高い視点から見ることができますので、奥の方の岩組みまで確認することができましたよ。う~ん、満足満足♪
二条城のライトアップは10月22日(日)まで。次の週末は、時代祭など大きなお祭も行なわれますので、あわせてお楽しみいただけそうですね♪
【日程】2017年10月13日(金)~22日(日)
18:00~21:30(受付終了21:00)
【入城料】600円
【場所】元離宮二条城 詳細情報はこちら
【アクセス】地下鉄東西線「二条城前駅」から徒歩約1分
【公式ホームページ】http://www2.city.kyoto.lg.jp/bunshi/nijojo/