お寺・神社の「ゆるみくじ」 2

ゆるキャラ好きスタッフ“かりー”がお届けする、「お寺・神社の“ゆるみくじ”」シリーズの第2回。「まもなく紅葉シーズン到来！」ということで、今回は紅葉スポットでみつけた「ゆるみくじ」をピックアップしました。美しい紅葉と一緒に、「ゆるみくじ」の愛らしさに癒されてくださいね。

⇒「ゆるみくじって何だったっけ･･･？」という方は、第1回でおさらいを

天神さんでみつけた、グローバルな「干支」のおみくじ

学問の神さまで有名な“天神さん”こと北野天満宮。修学旅行生からおじいちゃんおばあちゃん、海外の旅行者まで、幅広い方々が参拝に訪れています。こちらでもみつけました、ゆるみくじ！ ねずみ、うし、とら、うさぎ･･･ ときたらもうお分かりですよね？ そう「干支」のおみくじ（500円）なんです。梅の名所らしく、みんなのお腹には梅があしらわれています。

天神さんといえば、「牛」がゆかりの動物。神さまのお使いとされ、境内のあちこちには、様々な表情の臥牛（伏した牛）が鎮座しています。そこで、十二支のなかでも牛のおみくじを選び、臥牛と一緒に撮ってみました♪

おみくじの紙を開くとびっくり！ なんと驚きの4カ国語対応（日本語・英語・中国語・韓国語）。さすが、海外の旅行者も多い天神さん。私が引いたおみくじの内容を一部抜粋しますと、恋愛運は「小さな出逢いを大切にしましょう」･･･なるほど。自分の恋愛運にうなずきつつ、外国語ではこんな感じか･･･ と、ちょっとお勉強になりました（笑）

北野天満宮の紅葉情報

北野天満宮は、2015年秋の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの舞台となり、いまや約20万人が訪れる京都屈指の紅葉名所です。御土居（おどい）のもみじ苑が人気で、高台から本殿（国宝）を望むと、モミジとイチョウが合わさる「秋の絶景」が待ち受けています。まるで絵はがきのように美しいショットですね。

⇒北野天満宮の紅葉情報はこちら

■北野天満宮
【参拝時間】5：00～18：00（10～3月は5：30～17：30）、社務所・授与所9：00～17：00、
もみじ苑2017年10月28日（土）～12月3日（日）9：00～16：00 ※ライトアップ期間（11月11日～）は20：00まで
【参拝料】境内無料、もみじ苑700円（茶菓子付）
【電話】075-461-0005
【アクセス】市バス「北野天満宮前」バス停下車すぐ　Google map
【公式ホームページ】http://kitanotenmangu.or.jp/
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。特典内容はこちら。

⇒紅葉前のお楽しみ！「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード会員イベント「北野天満宮「曲水の宴」鑑賞」（2017年11月3日実施）はこちら

何事も“ウマ”く行きそうな「神馬」のおみくじ

城南宮は、平安京遷都の際に都の守護として創建された歴史ある神社で、方除け・厄除けのご利益で有名です。京都駅からバスで15分ほどに位置し、11月3日（金・祝）に開催される雅やかな「曲水の宴」には、例年多くの参拝者が訪れます。

そんな城南宮でみつけたのは、「神馬（しんめ）」のおみくじ（500円）。流鏑馬（やぶさめ）発祥の地と伝わることから、馬をモチーフにされています。かわいらしいお馬さんが運んできてくれた私のおみくじは－「吉凶交交（きっきょうこもごも）」。「えぇっ？！」と思い、読んでみると･･･ 「吉と凶が入れかわり現れる」とのことでした。う、うーん･･･ 良くもあり悪くもあり･･･ でも、きっと馬だけに何事も“ウマ”く行くことでしょう（笑） おみくじのなかには、なんと「大大吉」があるそうなので、次回こそはと意気込んでいます！ 白い馬なので、紅葉を一緒に撮ると映えそうですね♪

城南宮の紅葉情報

しだれ梅や桜、藤などお花のイメージが強い城南宮ですが、実は紅葉も美しいことをご存知ですか。数年前にイロハモミジが新たに植えられ、今では100本ほどの紅葉が神苑を彩ります。まさに、まだあまり知られていない穴場スポット。紅葉を前にした特等席で、ゆっくりお抹茶を楽しめるのもポイントです。
【もみじのお茶席】
2017年11月25日（土）～12月12日（火）9：00～16：30／300円

⇒城南宮の紅葉情報はこちら

■城南宮
【参拝時間】境内自由、神苑9：00～16：30（受付終了16：00）
【参拝料】境内無料、神苑600円
【電話】075-623-0846
【アクセス】R'EXバス「油小路城南宮（平日）」バス停から徒歩約3分、「城南宮前（土日）」バス停から徒歩約2分、地下鉄烏丸線「竹田駅」から徒歩約15分　Google map
【公式ホームページ】http://www.jonangu.com/
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。特典内容はこちら。

ころころかわいい、「だるま」 in 「だるま」のおみくじ

京都大学の近く、吉田山一帯に広がる境内をもつ吉田神社。山といっても標高100メートルほどなので、地元の方のお散歩コースにもなっています。約50万人もの参拝者で賑わう、2月の「節分祭」が有名です。

参道の階段をのぼり、本宮前の社務所で出会ったのは縁起の良さそうな大きな「だるま」。なかをのぞきこむと･･･ なんと小さな「だるまみくじ」（500円）がぎっしり！ ころころせめぎあうなか、目が合った子を選ぶことにしました。ちょっぴりとぼけた愛嬌ある表情が、たまりません♡ これはもう、「ゆるみくじ」に認定しちゃいます！ ぷっくりしたお腹に描かれる模様は、吉田神社オリジナル。だるまみくじのある社寺はいくつかあるのですが、それぞれ模様が異なるそうなので、他の「だるまみくじ」もお腹に注目ですよ。

そして見逃しがちな底には、“鬼のシール”が。「節分祭」で有名な吉田神社ならではのポイントですね。怖～い鬼のはずが、なんだか表情もかわいく見えてくるのは、私だけでしょうか･･･（笑）

吉田神社の紅葉情報

吉田神社では、参道や本宮、摂社の竹中稲荷神社など、境内のあちこちで紅葉を楽しむことができます。訪れる人も比較的少ないので、ゆっくりと過ごせますよ。紅葉を楽しんだ後は、吉田山にある隠れ家カフェ・茂庵（もあん）でひとやすみを♪ 近くの真如堂や金戒光明寺といった紅葉名所とあわせて散策するのがおすすめです。

■吉田神社
【参拝時間】境内自由、授与所9：00～17：00
【参拝料】境内無料
【電話】075-771-3788
【アクセス】市バス「京大正門前」バス停から徒歩約10分　Google map
【公式ホームページ】http://www.yoshidajinja.com/

【おさらい】本日の「ゆるみくじ」三体

本日は、紅葉名所でみつけた「ゆるみくじ」三体をご紹介しました。第1回でご紹介した「福禄寿」の赤山禅院も紅葉の穴場なので、お見逃しなく。秋の京都で、ぜひチェックしてみてくださいね。それでは次回もお楽しみに！