
「サンタフェ リー・ダークスコレクション 浮世絵最強列伝ー江戸の名品勢ぞろいー」相国寺承天閣美術館
京都の各地で開催されている様々な展覧会。暑い夏には涼しい屋内で、アート鑑賞&学びの時間を過ごしてみませんか? 美術館や博物館を訪れれば、新しい知識との出会いがきっと待っているはず♪ 大人も子どもも楽しんでいただきたい4つのオススメ展覧会。ぜひ、夏休みの計画の参考にしてみてくださいね。
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード会員様へのチケットプレゼントもご用意しております♪ 詳細は、文末をご確認ください。
祇園祭は催しいっぱい♪ 【京都文化博物館】
京都市内の中心地にある京都文化博物館(以下、“文博”)では、この夏も、様々な企画が用意されています。その中から3つのトピックに注目!
“文博”の夏①
祇園祭は催し物が目白押し!

祇園祭の山鉾町にも近い“文博”。総合展示「京のまつり」ゾーンでは、祇園祭に関する様々な資料を展示しています。現在行われているのは、「祇園祭・山鉾巡行の歴史と文化-明治維新と山鉾巡行-」。明治維新から150年を迎える、今年(2018年)。幕末維新の動乱期に、京都と山鉾町がどんな苦難にさらされ、そしていかに復興を遂げたのかについて迫ります。
【日程】2018年6月23日(土)~8月5日(日)
10:00~19:30(入室は30分前まで)
【休館日】月曜日(祝日の場合は翌日)※7月17日(火)は開館
【場所】2階総合展示室「京のまつり」
【料金】500円
⇒詳細情報はこちらから。http://www.bunpaku.or.jp/exhi_matsuri_post/gionmatsuri2018/
7月14日(土)から17日(火)には、『ろうじの陶器市』として、東山・清水界隈の陶器市が、“文博”内に登場! また、祇園祭ミュージアムコンサートも開催されるので、祇園祭散策の合間に訪れてみてはいかがでしょうか♪
【日程】2018年7月14日(土)~17日(火)
10:00~20:30(最終日は~17:00)
【場所】ろうじ店舗東通路および中庭廻廊
【料金】入場無料
⇒詳細情報はこちらから。http://www.bunpaku.or.jp/topics/7645/
■祇園祭ミュージアムコンサート
【日程】2018年7月14日(土)~17日(火)※時間は日によって異なります
【場所】別館ホール
【料金】入場無料
⇒詳細情報はこちらから。http://www.bunpaku.or.jp/topics/16811/
“文博”の夏②
特別展「西尾維新大辞展~京都篇~」 7/7(土)~9/17(月・祝)

「京都の二十歳」というキャッチコピーでデビューした、西尾維新(にしお いしん)。今もっとも活躍するクリエイターのひとりと称され、一般文芸でありながらライトノベルとしての評価も高い数々の作品を生み出しています。その特徴となっているのが、独特の「台詞まわし」。言葉遊びや叙述トリックがふんだんに使われ、ファンの心をつかんでいます。
この展覧会では、会場を“広大な辞書空間”に見立て、合計100冊を超える作品の魅力や制作秘話を紹介。登場する名文の数々や装画は、“西尾維新”を知らなかった方にとっても、新たな出会いとなることでしょう♪ 東京・大阪・岡山・名古屋・福岡で開催された展覧会のファイナル「京都篇」! 現代の大人気作家の作品世界を、ぜひご覧になってみてください。
【日程】2018年7月7日(土)~9月17日(月・祝)
10:00~18:00 ※金曜日は~19:30(入室はそれぞれ30分前まで)
【休館日】月曜日 ※7月16日(月・祝)・17日(火)、9月17日(月・祝)は開館
【場所】4階特別展示室
【料金】1,400円
⇒詳細情報はこちらから。http://www.bunpaku.or.jp/exhi_special_post/nishioishin2018/
“文博”の夏③
「信長上洛~京都・織田信長入京から450年~」 7/7(土)~9/2(日)

2018年は、織田信長が足利義昭を奉じて入京してから450年という、節目の年。「信長上洛」とは、なんだったのか。日本史上の一大事件を、古文書を中心に検証します。
“古文書”というと少し難しく思われるかもしれませんが、当時を生きた人々が実際に書いた文字からは、見ているだけでも時代の息吹が伝わってくるようです。450年の時を感じながら、日本史に思いを馳せてみませんか。
【日程】2018年7月7日(土)~9月2日(日)
前期:7月7日(土)~8月5日(日)、後期:8月7日(火)~9月2日(日)
10:00~19:30(入室は30分前まで)
【休館日】月曜日(祝日の場合は翌日)※7月17日(火)は開館
【場所】2階総合展示室「京の至宝と文化」
【料金】500円
⇒詳細情報はこちらから。http://www.bunpaku.or.jp/exhi_shibun_post/nobunagazyouraku450/
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そのほかにも、“文博”の前身である平安博物館を紹介する「平安博物館回顧展 —古代学協会と角田文衞の仕事—」<7/10(火)~9/9(日)>や、室町時代から日本の金工界をリードしてきた後藤家について迫る「京・後藤家の軌跡」<7/7(土)~9/9(日)>など、気になる展示が目白押し! 夏のひととき、“文博三昧”を楽しまれてみてはいかがでしょうか♪
⇒スケジュールや料金などは、各トピックをご参照ください。
※特別展のチケットで、総合展示とフィルムシアターもご覧いただけます。
※「祇園祭・山鉾巡行の歴史と文化-明治維新と山鉾巡行-」、「信長上洛~京都・織田信長入京から450年~」、「平安博物館回顧展 —古代学協会と角田文衞の仕事—」、「京・後藤家の軌跡」は、総合展示のチケットですべてご覧いただけます。
【問合せ】075-222-0888
【公式ホームページ】http://www.bunpaku.or.jp/
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。特典内容はこちら。
※「西尾維新大辞展~京都篇~」は割引対象外となりますので、ご了承ください。
これぞ「日本の浮世絵」、勢揃い!
7/3(火)~9/30(日)【相国寺承天閣美術館】

アメリカの浮世絵版画コレクター、リー・ダークス氏が収集した浮世絵版画160余点が世界で初めて公開されます! 浮世絵の祖・菱川師宣(ひしかわ もろのぶ)、美人画の喜多川歌麿(きたがわ うたまろ)、役者絵の東洲斎写楽(とうしゅうさい しゃらく)、葛飾北斎(かつしか ほくさい)や歌川広重(うたがわ ひろしげ)といった、そうそうたる浮世絵師たちの作品が一堂に会する、話題の展覧会です。

展示は6章に分かれ、江戸浮世絵の誕生から、錦絵の発展、黄金期の優品や、幕末の最大派閥・歌川派の作品群が陳列され、浮世絵が歩んできた歴史を体感できる内容となっています。しかも、保存状態が良いため、摺られた当時の華麗な色調を留めているというから驚きです! かつての日本のアートシーンを席巻した華麗なる浮世絵の世界を、じっくりとご覧ください♪

顔は役者、甲羅には家紋が描かれた、ユーモアたっぷりの役者絵も展示されますよ♪
【日程】2018年7月3日(火)~9月30日(日)
前期:7月3日(火)~ 8月5日(日)、後期:8月8日(水)~ 9月30日(日)
10:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】8月6日(月)、7日(火)
【場所】相国寺承天閣美術館 詳細はこちら
【料金】1,000円
【問合せ】075-241-0423
【展覧会ホームページ】http://www.nikkei-events.jp/art/ukiyoe/
繊細な色使いに涼やかさが漂う、『新版画』の世界
7/5(木)~8/1(水)【美術館「えき」KYOTO】
江戸時代に大流行した「浮世絵」ですが、明治維新後、印刷技術の発達とともに、表舞台からは姿を消してしまいました。しかし、それらの技術は次代へと受け継がれ、大正から昭和期にかけて「新版画」として発展。「新版画展 美しき日本の風景」展では、代表的な作品約100点が展示されます。
あまり馴染みのない「新版画」というジャンル。浮世絵風の美人画や役者絵もあるそうなのですが、今回の展覧会で主役となるのは、風景画。日本らしい風景を、豊かな色彩で捉えた作品は叙情的で、旅心をくすぐるものばかり。

近代風景版画の第一人者・川瀬巴水(かわせ はすい)は、旅の版画家、昭和の広重と讃えられる画家。写実的でありながら幻想的で叙情を感じる作風は、国内よりも海外の人々を虜にしているのだとか。

吉田博(よしだ ひろし)もまた、海外からの評価が高い画家。前半生はアメリカやヨーロッパで洋画家として活躍。後半生は日本の伝統技法である「木版画」の制作に取り組み、日本本来の技術に基づいた“新しい木版画”の世界を作り上げるべくたくさんの作品を生み出しました。
日本が世界に誇る「新版画」。ぜひ、その世界をご覧ください。
【日程】2018年7月5日(木)~8月1日(水)
10:00~20:00(入館は19:30まで)※百貨店の営業時間により変更の場合あり
【休館日】無休
【場所】美術館「えき」KYOTO(ジェイアール京都伊勢丹7階隣接) Google map
【料金】800円
【問合せ】075-352-1111(大代表)
【展覧会ホームページ】
http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/exhibition_1808.html
大人も子どもも楽しめる、五感で感じる「色彩」の美
7/28(土)~9/2(日)【アサヒビール大山崎山荘美術館】

桂川・宇治川・木津川の三川合流地を臨む景勝地に建つ、アサヒビール大山崎山荘美術館。印象派の巨匠クロード・モネの《睡蓮》など約1,000件の作品を所蔵する美術館で、この夏開催されるのは、「色彩」をテーマとした展覧会。
「サム・フランシスの色彩 —夏のアサヒビール大山崎山荘美術館コレクション」展では、アメリカの画家、サム・フランシス(1923-1994)の豊かな色彩を感じられる作品を展示します。画家にとって「色彩」は、着想の源。どの色を使い、どの色と組み合わせるのか。画家が探求した色彩世界は、鑑賞する側にとっては画家の精神世界を知る手がかりとなります。

象徴性、意味、配色や形が生むリズム。そして、見る人の感情を揺さぶる「色彩」。サム・フランシスだけでなく、陶芸家・河井寬次郎(かわい かんじろう)や濱田庄司(はまだ しょうじ)の焼き物など様々な作品から、色彩の持つ魅力に迫ります。
期間中は、リーガロイヤルホテル京都による特製オリジナルスイーツが登場し、子ども向けのワークシートも設置されます。夏の花が彩る美しい山荘を、ピクニックがてらに訪ねてみてくださいね♪
【日程】2018年7月28日(土)~9月2日(日)
10:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】月曜日
【場所】アサヒビール大山崎山荘美術館 詳細はこちら
【料金】900円
【問合せ】075-957-3123(総合案内)
【展覧会ホームページ】https://www.asahibeer-oyamazaki.com/tokubetu/38589/
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。特典内容はこちら。
以下のチケットを、各5組10名様にプレゼントします。
<1>【京都文化博物館】西尾維新大辞展~京都篇~
<2>【相国寺承天閣美術館】「サンタフェ リー・ダークスコレクション 浮世絵最強列伝ー江戸の名品勢ぞろいー」展
<3>【美術館「えき」KYOTO】新版画展 美しき日本の風景
<4>【アサヒビール大山崎山荘美術館】サム・フランシスの色彩 —夏のアサヒビール大山崎山荘美術館コレクション
郵便ハガキに、
「希望の展覧会名(第2希望まで)・住所・氏名・電話番号・ホームページの感想・京都でこの夏に訪れる予定のスポット」
をご記入の上、下記の宛先までご応募ください。2018年7月17日(火)必着。
※当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます。
※ご応募は、お一人様一回に限らせていただきます。
※お預かりした個人情報は商品の送付以外の目的では使用しません。
【宛先】
〒601-8404 京都市南区八条通堀川西入ル小寺町7-7
JR東海「そうだ 京都、行こう。」デスク
「7月の展覧会」チケットプレゼント係