8月25日(土)実施、暮らしのアイテム「京すだれ」を学ぼう!

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玄想庵

全国各地で暑い日が続き、いつも以上にクーラーを効かせてしまう今夏。京都には、暑さを少しでも和らげて快適に過ごすための工夫がいくつもあります。

2018年8月25日(土)に実施する「そう京」イベントでは、その工夫に欠かすことのできない「京すだれ」をクローズアップ! イベントの見どころを少しだけご紹介します♪


⇒8月25日(土)実施「夏の京町家でまなぶ京すだれの魅力」イベントの詳細はこちらからチェック!

 

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京都の暮らしの知恵から生まれた「京すだれ」を勉強するのなら、実際に使用されている京町家で学ぶのが一番。そこで、御簾(みす)や葭障子(よししょうじ)といった夏のしつらえで飾られた、趣ある京町家「玄想庵(げんそうあん)」を会場としてお借りしました。

明治時代に建てられた歴史を感じさせる柱や欄間の装飾、そして座敷の奥に坪庭のある特徴的な造りも見どころのひとつ。普段は非公開のお宅なので京町家ファンもお見逃しなく。

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すだれ作りの道具

イベントにご協力いただくのは、明治16年(1883)創業の久保田美簾(びれん)堂(Google map)。一般家庭で使われるすだれをはじめ、神社仏閣で使用される御翠簾(おみす)も手がける老舗です。メトロポリタン美術館の日本ブースで同店の御簾(みす)が使われていたことからも、技術力の高さを窺えます。

今回は特別に、5代目当主である久保田晴司(せいじ)さんが、会員様のために「京すだれ」についてレクチャー♪ 歴史や構造についての”お話”はもちろん、すだれ作りに欠かせない希少な”材料”や職人の手ともいえる”道具”もお持ちいただくので、実物を見て、触れることも可能です。

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もちろん、ただお話を聴くだけではありません。受注生産となるために作り置きができず、見学することの難しいすだれ作りの一部を、会員様のためだけに特別に実演していただきます!

糸を結んだ道具「つちのこ」を操り、1本ずつ葭(よし)を編み込んでいく作業「手編み」は、今や担い手の少ない伝統的な技法。機械を使わず、形も長さもさまざまな葭を歪まず弛まずピシッと美しく仕上げるのは、まさに職人技です。きっと、「京すだれ」に対する理解がより深まることでしょう。

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当日は町家のなかを移動しながら、すだれの外側と内側から見たお部屋の見え方の違いや、照明のON・OFFで変わるお部屋の雰囲気など、”用の美”として洗練された京すだれの使い勝手の良さを体感する時間もご用意しています。

伝統的な京町家で、京都の暮らしの知恵が生んだ「京すだれ」の魅力に迫るひととき。興味を持っていただけた方は、ぜひ、ご参加ください!

\残席僅かです!/
⇒8月25日(土)実施「夏の京町家でまなぶ京すだれの魅力」イベントの詳細はこちらからチェック!

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Written by. きのこ

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