紅葉名所「永観堂」周辺の見どころ・グルメ・おみやげ

  • お買い物
  • グルメ・スイーツ
  • 散策
  • 紅葉情報
トップ
 

毎年、紅葉の色づき状況をお届けしている「京都紅葉情報」でもトップクラスのアクセス数を誇る、人気の紅葉名所「永観堂」。周辺には、歴代の「そうだ 京都、行こう。」秋キャンペーンに登場したお寺も多く点在し、1日かけて楽しみたいエリアです。今回は見どころやグルメ、おみやげ情報を一気にご紹介!

★アクセス方法
最寄りは市バス「南禅寺・永観堂道」バス停ですが、紅葉トップシーズンは渋滞&混雑必至のため、地下鉄東西線「蹴上(けあげ)駅」からのアクセスがおすすめです(京都駅からは約20分)。



<紅葉スポット&見どころ>
【永観堂[禅林寺]】1200年も昔から、古都を代表する紅葉名所です


(撮影日:2017年11月23日)


平安時代の和歌にも詠まれ、古くから「秋はもみじの永観堂」と言われるほどの紅葉名所。約3,000本のモミジが境内を彩り、特に放生池辺りから多宝塔を望む光景が人気の撮影スポットです。そっと後ろを振り返る御本尊の阿弥陀如来(重文、通称・みかえり阿弥陀)も有名で、紅葉シーズンには重文など貴重な寺宝が公開されるので、あわせて楽しみたいところ。夕暮れからは「紅葉ライトアップ」が行われています。

☆例年の見頃 11月中旬~下旬
⇒永観堂の紅葉情報はこちら

\1996年秋「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの舞台になりました!/
■YouTube公式チャンネルで、当時のCMを見る



【南禅寺】あの名台詞「絶景かな、絶景かな」の舞台はここ!


11月下旬のイメージ


「蹴上駅」から永観堂へ向かう道中に位置する「南禅寺」。歌舞伎「楼門五三桐」に登場する石川五右衛門の名台詞「絶景かな、絶景かな」の舞台となったのは、実はこちらの三門(重文)です。周辺には紅葉がたくさん植わり、楼上から見下ろせば、まさに“絶景”が広がります。


11月下旬のイメージ


古刹ならではの堂宇が並ぶなか、異彩を放つのが赤レンガの水路閣。明治21年(1888)、琵琶湖から京都へ水を引くために作られたのですが、当時は「景観を損なうのでは・・・」という懸念の声も。あれから百数十年、今ではドラマ撮影などにも使われる名所となり、南禅寺を代表する景観のひとつとなっています。

☆例年の見頃 11月中旬~下旬
⇒南禅寺の紅葉情報はこちら

\1995年秋「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの舞台になりました!/
■YouTube公式チャンネルで、当時のCMを見る



【南禅寺 天授庵】モダンなデザインも人気! 2つの庭園で紅葉を楽しむ


11月中旬のイメージ


「天授庵」は、三門のすぐ隣にある塔頭寺院。建物を囲うように散策路が続き、枯山水と池泉回遊式という、趣の異なる2つのお庭で紅葉が楽しめます。菱形の敷石がモダンな枯山水庭園の紅葉の見頃は、例年、他のスポットより少し早めの11月中旬。それを追うように池泉回遊式のお庭が見頃を迎えます。通常非公開の書院から眺める「紅葉ライトアップ」もおすすめです。

☆例年の見頃 11月中旬
⇒南禅寺 天授庵の紅葉情報はこちら
※2018年11月11日(日)午後から12日(月)午前は拝観休止

\2013年秋「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの舞台になりました!/
■YouTube公式チャンネルで、当時のCMを見る



【南禅寺 南禅院】南禅寺界隈の穴場的スポット


(撮影日:2017年11月30日)


水路閣のさらに奥にたたずむ「南禅院」。普段はひっそりとしていますが、この場所こそが“南禅寺発祥の地”です。鎌倉時代を代表する庭園があり、奈良県の竜田から移植されたという“竜田カエデ”が池周りを彩ります。見頃は他よりも遅く、例年11月下旬。南禅寺界隈でも穴場的な紅葉スポットです。

☆例年の見頃 11月中旬~下旬
⇒南禅寺 南禅院の紅葉情報はこちら

\こちらもおすすめ! 永観堂周辺の紅葉スポット/
【金戒光明寺】2010年秋「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの舞台となった紅葉名所。

【哲学の道】永観堂の北側、若王子(にゃくおうじ)神社から銀閣寺へ続く、人気の小径。

【無鄰菴(むりんあん)】七代目小川治兵衛による名庭が楽しめる。紅葉ライトアップも実施。



【野村美術館】2018年秋に生まれ変わったミュージアム



南禅寺と永観堂の間に位置する「野村美術館」は、この秋リニューアルオープンしたばかりの話題のミュージアム。現在は、開館35周年を記念して名品展「茶の湯の美・能楽の美・日本の美」が行われています。


酒井抱一筆 楓図(部分)【後期:2018年10月23日~12月9日】


同館が所蔵する1,700点もの名品から選りすぐりの作品を前期・後期に分けて展示し、10月23日(火)からの後期展では、酒井抱一筆《楓図》などがご覧いただけます。紅葉めぐりの途中に、“芸術の秋”も楽しんでみませんか?

⇒野村美術館のスポット情報はこちら
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です
⇒リニューアルオープン記念 開館35周年名品展「茶の湯の美・能楽の美・日本の美」の詳細はこちら



【ねじりまんぽ(蹴上トンネル)】不思議なトンネルで、南禅寺界隈を目指す!



「蹴上駅」1番出口から右手に進むと現れる、レンガ造りの「ねじりまんぽ(蹴上トンネル)」Google map)。ここを潜るのが南禅寺への近道で、道なりに歩くこと約5分で南禅寺・中門前に到着します。それにしても「ねじりまんぽ」ってユニークな響きですよね・・・ その由来は、トンネルに入れば納得! 耐久性を強くするため、内部壁面のレンガが螺旋状にねじれているのです。ちなみに“まんぽ”はトンネルを意味するそう。



<グルメ>
【南禅寺順正】南禅寺界隈の名物・湯豆腐に舌鼓♪


「ゆどうふ(花)」3,090円 ※湯豆腐は2名様分のイメージ


南禅寺界隈の名物料理といえば、湯豆腐。いくつものお店が並ぶなか、参道に面した「南禅寺順正」は、料理・景観ともに贅沢な湯豆腐の名店です。国産大豆にこだわった特製豆腐は、木綿と絹の間くらいのなめらかな食感。鰹ベースのタレとたっぷりの九条ネギで熱々の湯豆腐をいただけば、身体もポカポカに♪ 「ゆどうふ(花)」は、天ぷらや田楽などがセットになっています。

⇒南禅寺 順正のスポット情報はこちら
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です



【日の出うどん】地元スタッフも御用達。名物「カレーうどん」で、あったまろ!


「甘あげカレーうどん」900円


「日の出うどん」は、地元の方にも大人気の行列ができるうどん屋さん。「そう京」スタッフも、ランチによく訪れています。うどんや丼など40種類以上のメニューのなかでも、人気を誇るのが「甘あげカレーうどん」。きつねは甘く、カレーは辛いという甘辛加減の絶妙さが、みんなをトリコにしています♡ 注文すると紙エプロンが配布され、汚れる心配がないのも嬉しい。お昼時をずらして、訪れるのがおすすめです。

⇒日の出うどんのスポット情報はこちら



【ブルーボトルコーヒー京都カフェ】2018年春にオープンしたコーヒーショップ


Photo by Takumi Ota


アメリカ・カリフォルニア発のコーヒー専門店「ブルーボトルコーヒー」。国内8店舗目にして関西初出店となる京都カフェが、この春オープンしました! 国内のカフェでも最大面積を誇り、築100年を超える京町家を、柱や土壁を活かしてリノベーション。京都らしさを感じる店内となっています。



丁寧にハンドドリップされたブレンドコーヒー(486円)のほか、併設のキッチンで焼き上げられるワッフルやクッキーがいただけます。関西限定の「グリーンティーミントクッキー」(216円)はすっきりとした味わいで、コーヒーともベストマッチ。紅葉めぐりのひとやすみに、ぜひ訪ねてみて♪

■ブルーボトルコーヒー京都カフェ
【営業時間】8:00~18:00
【定休日】なし※年末年始休業あり
【アクセス】地下鉄東西線「蹴上駅」から徒歩約7分 Google map
【公式ホームページ】https://bluebottlecoffee.jp/

\こちらもおすすめ! 永観堂周辺のグルメスポット/
【南禅寺参道 菊水】初夏にリニューアルオープン! お庭を前に、贅沢なランチ・カフェ・ディナータイムを。
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です

【菓子・茶房 チェカ】手作りのお菓子と、茶釜の湯で淹れられたお抹茶や珈琲がいただけます♪


<おみやげ>
【なかお宗】某有名ブランドにも取り上げられる、ふさ・ひもの老舗



永観堂・総門から真っ直ぐ歩くこと約3分の場所にある「なかお宗(そう)」は、創業約150年のふさ・ひもの専門店。飾り結びの伝統技術は海外からの評価も高く、某有名ブランドにも取り上げられました。店内には色とりどりのストラップが並び、“叶う結び”という結び方で手作りされた「叶うホルダー」(594円)が人気です。持ち歩けば、願いごとが叶うかも!?

■なかお宗
【営業時間】9:00~18:00
【定休日】不定休
【電話】075-771-2833
【アクセス】市バス「南禅寺・永観堂道」バス停から徒歩約1分 Google map
【公式ホームページ】http://nakao-sou.ocnk.net/



【永観堂 授与所】紅葉名所の“モミジ”をお持ち帰り


「香(かおり)もみじ」各300円


永観堂で紅葉を楽しんだ後は、受付横の授与所にもぜひお立ち寄りを。雅な香りが楽しめる「香もみじ」は、コンパクトなサイズで名刺ケースやお財布に忍ばせておくのに便利です。その他、知恵・慈悲・真心のご利益があるという“三鈷(さんこ)の松”と“紅葉”があしらわれた「ちりめんの匂い袋」(600円)などがあります。


左:友禅紙の御朱印帳(1,000円)、中央・右:金泊押しの御朱印帳(1,500円)


永観堂といえば一面に紅葉が散りばめられた御朱印帳(写真左)が人気でしたが、今年の1月から新しい御朱印帳(写真中央・右)が仲間入りしました! 紅葉に多宝塔が浮かび、永観堂の秋景色を思い出させてくれそうな一冊です。裏表紙には、紅葉と三鈷の松のワンポイントが。御朱印帳は諸堂入り口の納経所で授与されていますので、チェックしてみてくださいね。

■永観堂 授与所
【授与時間】9:00~17:00
【電話】075-761-0007
【アクセス】地下鉄東西線「蹴上駅」から徒歩約15分 Google map
【公式ホームページ】http://www.eikando.or.jp/

Written by. かりー

おすすめコンテンツ