今年の時代祭は土曜日開催! あわせて楽しみたいイベント情報

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明治28年(1895)にはじまり、今年(2019年)で114回目となる時代祭。例年は10月22日開催ですが、今年は同日に天皇陛下の「即位礼正殿の儀」が執り行われるため、10月26日に変更となります。26日は土曜日ですから、時代祭にあわせて週末に京都旅行はいかがでしょう。

「そう京」イベントでは、時代祭の観覧はもちろんのこと、翌日の27日(日)にも企画をご用意しています。内容をご紹介しますので、ぜひ旅の計画に加えてくださいね♪

 

 

2019年10月26日(土)実施「目の前で堪能!華麗なる時代祭」

 

 

 

 

総勢約2,000名が時代装束に身を包み、京都御苑から平安神宮までを巡行する時代祭。「そう京」イベントでは、京都御苑に設けられた観覧席より鑑賞します。

明治維新から始まり延暦時代まで遡る、全長2kmにも及ぶ行列の見どころは、なんといっても「衣裳・調度・祭具」の美しさ。その数、約12,000点に及ぶのですが、驚くべきは“きちんとした時代考証のもとに作られている”ということ。京都が誇る伝統工芸の技が結集された、まことに雅びな行列です。

 

 

「らくたび・京都学講師」の山村純也さん

 

 

目で見て楽しむだけでなく、「そう京」イベントでは知識面もしっかりサポート♪ テレビや雑誌など多方面で活躍されている京都解説のスペシャリスト、「らくたび・京都学講師」の山村純也さんを講師に迎え、行列の見どころを教えていただきます。

行列が観覧席の目の前を通るタイミングにあわせて解説していただけるのはもちろん、歴史上の有名人にまつわるエピソードなど、聞き応えたっぷりです。ガイディングレシーバーを使いますので、解説が聞こえづらいという心配もありません。

 

 

記者発表会の様子(左から近衛公 随身、静御前、真木和泉)

 

 

また、今年ならではのニュースをご紹介。時代祭の祭具は補修を重ねながら大切に使われていますが、新調もされます。今年新調された点数は185点。

そのうち、維新志士列に登場する「真木和泉(まきいずみ)」と近衛公の警護を務める「随身」、中世婦人列の「静御前」、3名の衣裳が報道陣向けの記者発表会でお披露目されました。

静御前が着る衣裳のうち、新調されたのは“水干(すいかん)”。白拍子の衣裳として知られ、胸元と袖にあしらわれた秋草の描絵がとてもキレイです。行列をご覧になる際は、注目してみてください。

令和になって初めて行われる時代祭。ぜひ、日取りの良い今年にこそ、ご覧になりませんか。

⇒2019年10月26日(土)実施「目の前で堪能!華麗なる時代祭」の詳細はこちら

★「そう京」会員以外で「時代祭を観覧席から見てみたい!」という方は京都市観光協会の有料観覧席発売要項をご覧ください

 

 

2019年10月27日(日)実施「名誉園長と歩く 京都府立植物園」

 

 

ばら園(写真は春のものです)。比叡山も望めます

 

 

即位礼や大嘗祭など10月下旬から11月上旬にかけて行われる皇室の行事にちなみ、「そう京」イベントは「京都府立植物園」へ。「どんな関係があるの?」と不思議に思うかもしれませんが、じつは京都府立植物園は大正天皇の即位を記念して、大正13年(1924)に開園しました。

公立総合植物園としては日本最古の歴史を誇り、約24ヘクタールという広大な敷地に12,000種類以上の植物を育てています。

 

 

京都府立植物園 名誉園長の松谷茂さん

 

 

「広すぎて、どこを見たら良いか分からない」という方もご安心を。今回、特別に京都府立植物園の名誉園長を務める松谷茂さんに講師をお願いすることができました。

松谷さんは、2009年に上皇ご夫妻(当時、天皇・皇后両陛下)が訪れられた際にご案内役を務め、植物園に関する本も執筆されています。植物園が主催で不定期に開催する「名誉園長さんときまぐれ散歩」では、毎回100名近くの参加者が集まるそうです。

まさに植物園を知り尽くしたエキスパートが、今回は会員様のためだけに講師を務めてくださると聞くと、特別感を感じていただけるのではないでしょうか。

 

 

観覧温室

 

 

植物園イチ押しのスポットといえば、観覧温室。日本最大級の回遊式の温室で、約4,500種の熱帯植物が育てられています。観覧温室は上皇ご夫妻もご覧になったそうです。松谷さんには、その際のエピソードをふまえながらご案内いただきます。

その他、どこをご案内いただけるか、詳細なルートは当日までのお楽しみ。というのも、その日の朝に、松谷さんみずから植物園をまわって、ぜひ見てほしい“旬”の植物を探してくださるから。「この植物が花を咲かせたのは、数年ぶりです! みなさん、ラッキーですね!」というように、松谷さんの解説を聴けば植物との出会いがいっそう楽しいものになるはずです。

 

 

 

 

コスモス、菊、バラといった秋ならではの植物もいっぱい。「秋の洋ランと着生植物展」、「菊花展」、「きのこ展」など各種企画展もあり、イベント終了後もたっぷりとお楽しみいただけます。

新天皇のご即位で華やぐ時期にこそ、“天皇ゆかりの植物園”という新たな視点から、魅力を存分に堪能してみませんか。

⇒2019年10月27日(日)実施「名誉園長と歩く 京都府立植物園」の詳細はこちら

 

Written by. シュガー

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