「この一杯がすごい!」 地元スタッフお気に入りの“京都ラーメン”

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全国有数のラーメン激戦区、京都。“実はあっさりじゃなく、こってりなんです”という意外性で全国的に有名となり、休日になればあちこちのお店で行列ができるほど大人気に。近年では、続々と新しいスタイルのお店もオープンしています。

京都ラーメンの主流とされるのは、“豚骨・鶏ガラベースの濃厚醤油スープ”。でも、“お店が増えれば味も増える”ということで、煮干しや骨粉、貝系など、スープだけでも何種類もの味が登場。自分の好きな味を求めて様々なお店を食べ歩く「ラーメンめぐり」が、「そう京」編集部スタッフの間でも流行っています♪

では、そんなスタッフたちが今気になっているのは、どんなラーメンなのでしょうか? ランチや〆の一杯に、ぜひ訪ねてみてくださいね!


貝の旨みを感じる、珠玉の一杯。
【麺屋 優光(めんや ゆうこう)】


淡竹HACHIKU 800円、炙りレア焼豚丼 250円


きのこ 「何度も通い、先輩たちもお連れするほど大好きなお店がこちら。貝系ラーメン『淡竹HACHIKU』は、貝の旨みを感じる優しいラーメンで、飲み会の後に必ず行きたくなります。お店は某人気アーティスト・ミ○チルのライブ動画が流れつづけ、外観も内装もカフェのようにスタイリッシュ。行列必至のお店ですが、並んででもぜひ食べてみていただきたいです」

シュガー 「私もきのこくんに教えてもらい行ってみたのですが、とろとろのチャーシューがとっても美味しかった! 現在3店舗あり、一乗寺のお店『麺屋 聖kiyo』はメニューもミス○ルの楽曲名に。2019年11月15日、四条木屋町にオープンした3店舗目『屋台 優光』は建物のなかに屋台を再現しているとのことで、どのお店も個性的! 注目のお店です♪」

編集部一のラーメン通・きのこくんと、グルメ通・シュガーさんのおすすめは、烏丸御池エリアにある麺屋 優光。現在、京都市内に3店舗あり、お店ごとに異なるコンセプトで展開中です。


黒竹KUROCHIKU 800円


烏丸御池店では、毎朝、自家製の麺を製麺し、スープは醤油ベース。「淡竹」は、澄んだスープで「塩系?」と思いきや、こちらも醤油がベース。牡蛎・あさり・しじみから旨みをしっかり取っていて、あっさりしているけれど濃厚な味わいです。「黒竹」は濃い醤油を用いていて、見た目は黒いのですが、甘みを感じるまろやかさが特徴。いずれも、レアチャーシューと、姫筍のメンマが味のアクセントになっています♪



■麺屋 優光
【営業時間】11:00~15:00、17:30~22:00
【定休日】木曜日
【電話】075-256-3434
【アクセス】地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」から徒歩約3分 Google map
【公式ホームページ】https://yukou-kiyo.com/index.html


「これぞ京都ラーメン!」王道を行く一杯。
【いいちょラーメン】


しょうゆ(並) 700円、やきめし(並) 500円 ※セットは100円引き


きのこ 「私が思う“京都ラーメン”が、こちらのお店の味。鳥骨と豚骨から出汁を取ったスープに、濃い口醤油、背脂たっぷり、薄切りチャーシューと九条ねぎをトッピング。中細のストレート麺にスープがよく絡み、“これぞ京都のラーメン!”という味です。 ・・・実は、個人的に“京都ラーメン”は酸味が強いものが多いと思っていたんですが、ここのラーメンは違います。丁寧に仕込まれているから味もマイルドで、絶品。ぜひ、真っ黒な焼きめしとセットでご注文ください!」


塩(並) 700円


とらみ 「私も、この味こそ私の思う“京都ラーメン”やわ。見た目ほど脂っこすぎず、バランスがいいから夜に食べても胃もたれしない。大人がハマるラーメンやと思う」

こちらもラーメン通のきのこくんと、“夜のグルメ通”とらみさんが絶賛するお店。下鴨エリアに位置するいいちょラーメンは、1998年に創業し、20年以上京都の人々に愛され続ける人気店です。“京都ラーメンの真髄を知りたい”という方は、まずこのお店に伺ってみてくださいね♪



■いいちょラーメン
【営業時間】11:00~15:30(ラストオーダー15:15)、17:30~21:00(売り切れ次第終了)
【定休日】木曜日(祝日は営業、臨時休業あり)
【電話】075-711-0141
【アクセス】地下鉄烏丸線「北大路駅」から徒歩約12分、市バス「府立大学前」バス停から徒歩約3分 Google map
【公式ホームページ】http://iicho-ramen.com/index.html


「檸檬ラーメン」が大人気のお店が手がける、冬の一杯。
【麺処むらじ 室町店】


香ばしお揚げと酒粕ラーメン 1,130円(税抜)※1日限定20食


局長 「最近のラーメン店は、キレイになったね。そのなかでも、祇園に本店を構える麺処むらじは、高級感あふれるラーメン店。『檸檬ラーメン』など、SNS映えする話題のメニューを出されているんだけど、冬には佐々木酒造さんの酒粕を使ったラーメンを提供されているんだよ」

みさご 「毎年大人気という『香ばしお揚げと酒粕ラーメン』ですね! 京都の粕汁は、酒粕をたっぷり使って濃厚に作ることが多いのですが、こちらのラーメンも、しっかり酒粕の風味が感じられて、粕汁好きにはたまりません♡ 佐々木酒造さんの酒粕と鶏白湯のスープがマッチし、炙ったお揚げも香ばしく、冬の寒い日に身体の芯から暖かくなれますよ♪」


檸檬ラーメン 880円


女性店主が営むラーメン店として話題の、麺処むらじ。京情緒あふれる「祇園本店」のほか、大正ロマン漂う「室町店」、花街に佇む「先斗町店」の3店舗を展開しています。「鶏白(しろ)」と「鶏黒(くろ)」の定番ラーメンのほか、SNSで大人気となっているのが、“美の究極コラボ”と讃えられる「檸檬ラーメン」。檸檬が爽やかに薫る、あっさりとした一杯です。

女性ならではの視点が特徴のお店の“冬のおすすめ”が、「香ばしお揚げと酒粕ラーメン」。焼いたお揚げ(平野豆腐さんのお揚げだそう!)と大根、金時人参という、粕汁に欠かせない素材をトッピングし、京都の冬らしいメニューとなっています♪ 鶏白湯に酒粕が絡み、濃厚ですよ~。



■麺処むらじ 室町店
【営業時間】11:30~15:00、17:00~22:00(土日祝11:30~22:00)
      ※共にラストオーダー30分前
【定休日】不定休、2019年12月31日(火)~2020年1月3日(金)休業
【電話】075-212-9911
【アクセス】地下鉄烏丸線「四条駅」から徒歩約4分 Google map
【公式ホームページ】http://ramen-muraji.jp/


京都ラーメンの歴史を語る一杯。
【京都北山元町らーめん】


らーめん 750円(からあげ定食 1150円)


とらみ 「お気に入りというか、思い出深い一杯が、元町らーめん『らーめん』。私が京都に来たうん十年前には北山新町で屋台のラーメン屋をされていました(元町小学校の前にあったので“元町らーめん”と呼んでいたのがそのまま店名になったとか・・・ 余談)。たまり醤油を使っているので見た目は結構黒いんですが、最近の人気ラーメンに比べると味はシンプル。ストレートな味わいで、まさに“昔懐かしい屋台の味”です。旧友と飲んだ帰りによく行き、昔話に花が咲きます」

背脂醤油らーめん 750円


とらみさん思い出の一杯は、現在は四条烏丸エリアにある、京都北山元町らーめん。本店のほか、同志社大学のそばに「屋台らーめん同志社前店」も構えています。とらみさんが最初に食べた創業の味から、現在は三代目となり、“濃厚醤油”の秘伝の味を、今も変わらず伝えています。



■京都北山元町らーめん 本店
【営業時間】11:00~24:00(ラストオーダー)※スープがなくなり次第終了
【定休日】日曜日
【電話】075-221-3910
【アクセス】地下鉄烏丸線「四条駅」から徒歩約3分 Google map
【公式ホームページ】https://www.motomachira-men.com/

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「そう京」スタッフ、おすすめの一杯。まだまだたくさんのお店の味が挙げられていましたが、本日はここまで。多様な京都ラーメンの世界を味わいに、皆さまもぜひ「京都でラーメンめぐり」をお楽しみくださいね!

Written by. みさご

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