石庭 × 桜の絶景 -あの“石庭”に春がやってきた!-

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「そうだ 京都、行こう。」早春キャンペーンでは「石庭」をテーマにお届けしてきましたが、季節はめぐり、春。モノトーンの石庭に、ぱっと華やかな桜が咲き誇る頃となりました。花が咲くだけで柔らかな印象に変わる“あの石庭”をお届けします!

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【龍安寺】難しい石庭も“笑顔”になっているのかな?


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(撮影日:2019年4月9日)


「京都の石庭といえば?」と聞かれると、龍安寺をイメージされる方が多いのではないでしょうか。例年4月中旬、白砂と15の石で構成される石庭に、土塀から顔をだすように紅しだれ桜が咲き誇ります。2012年春の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンに登場したこの風景を前にすると、「あ、石庭が、笑ってる。」という印象的なコピーを思い出さずにはいられません。

■龍安寺
☆例年の見頃 3月下旬~4月中旬
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⇒「龍安寺の紅しだれ桜のエピソード」はこちら



【妙心寺 退蔵院】「陰陽の庭」に降りそそぐ、薄紅色の花


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(撮影日:2018年3月29日)


妙心寺 退蔵院には、白砂の「陽の庭」と黒砂の「陰の庭」があり、その中心に、1本の紅しだれ桜が植わります。2013年春の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンに登場し、歴代桜CMのお気に入りをお伺いした「教えて! みんなのお気に入り桜CM」では“ベスト3”に入りました(「私のお気に入り-京都の春篇-」にて公開中)! 撮影当時から成長を続け、現在はさらに見事な枝振りで、薄紅色の花が石庭に降りそそいでいます。


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桜の花びらが、砂紋に舞い散る風景も風情があります(撮影日:2017年4月18日)


■妙心寺 退蔵院
☆例年の見頃 4月上旬~中旬
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【正伝寺】比叡山を借景にした、贅沢な春


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(撮影日:2013年4月9日)


のどかな洛北・西賀茂にたたずむ正伝寺。「獅子の児渡しの庭園」と呼ばれる枯山水のお庭があり、一面の白砂の上に、石ではなくサツキやツツジの刈り込みで、七・五・三が配されています。例年4月上旬には、白壁の向こうに植わるしだれ桜が満開に。晴れの日には雄大な比叡山の借景と合わさり、贅沢な春を感じることができます。

■正伝寺
☆例年の見頃 4月上旬
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【高台寺】ねねゆかりの寺に咲き誇る、しだれ桜


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(撮影日:2018年3月29日)


豊臣秀吉の正室・ねねゆかりの高台寺の“春”といえば、方丈前庭「波心庭」に咲き誇るしだれ桜です。江戸時代から名所として知られ、現在のしだれ桜は4代目。毎年、趣向をこらした「春の夜間特別拝観」が行われており、夜桜も見事です。


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(撮影日:2020年3月9日)


今年(2020年)は「乱舞」と題し、勅使門前には陶板で製作された名画を設置。砂紋は赤や緑の鮮やかな色彩が施されています。現在はご覧の通りまだつぼみですが、このお庭にどのような花を添えるのか、満開の時季が楽しみですね。

■高台寺
☆例年の見頃 3月下旬~4月上旬
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【正法寺】動物たち(!?)も楽しくお花見♪


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(撮影日:2017年4月15日)


自然豊かな西山に位置する正法寺。枯山水庭園「宝生苑(ほうじょうえん)」は、山の中腹に位置し、天候が良ければ東山まで見渡せるという絶景スポット。庭園には“うさぎ”や“亀”など様々な動物に見たてた石が配され、「鳥獣の庭」とも呼ばれています。例年4月中旬にはしだれ桜が満開となり、まるで動物たちもお花見を楽しんでいるかのよう。案内板と見比べながら、動物をみつけてみましょう♪


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(撮影日:2019年4月15日)


■正法寺
☆例年の見頃 4月上旬~中旬
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Written by. かりー

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