100年前の“絵はがき”から、京都の歴史を知る・学ぶ

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おうちで楽しむ京都時間 2


「そうだ 京都、行こう。」ホームページでは、これまで様々な“京都情報”を現地よりお届けしてきました。本日は「そう京」ブログ・アーカイブから、2018年に掲載した「絵はがきで知る古都のうつろい」シリーズをピックアップ。絵はがきを通して京都のお寺・神社を学んでみませんか。

※内容はすべて掲載当時の情報です。



【第1回:2018年1月掲載】
100年でココが変わった! 清水寺の風景


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“絵はがき”の仁王門(清水寺)


歴史あるお寺や神社は、“昔から変わらない”という漠然としたイメージをお持ちではないでしょうか。京都の歴史からすれば比較的短い「100年」という時の流れのなかでも、じつは少しずつお寺や神社の風景も変化しています。そのうつろいを知る手がかりのひとつが、「絵はがき」。絵はがきは明治33年(1900)に認可されて以降、現在にいたるまで授与品の定番で、まさに時代を映す貴重な史料です。


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“現代”の仁王門(清水寺)


「絵はがきで知る古都のうつろい」シリーズでは、京都産業大学現代社会学部教授の鈴木康久(すずき みちひさ)先生からお借りした貴重な絵はがきを頼りに、お寺・神社の現代との違いを3回にわたり読み解きました。第1回に登場したのは、京都観光の定番・清水寺。「仁王門前の風景」「子安の塔」「音羽の滝」に注目し、100年前との違いをご紹介しています。さて、いったいどのように変化したのでしょうか。

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⇒第1回「100年でココが変わった! 清水寺の風景」(2018年1月掲載)



【第2回:2018年3月掲載】
世界遺産の桜名所、100年でココが変わった!


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“絵はがき”の御室桜苑(仁和寺)


第2回は京都屈指の桜名所・仁和寺にて、「二王門」「勅使門」「御室桜苑」をポイントに100年の歴史を読み解きました。開花時季が遅く、京都のフィナーレを飾るともいわれる御室桜は、江戸時代から愛されてきた名桜。約100年前の絵はがきには、驚くようなお花見風景を見ることができました。


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“現代”の御室桜苑(仁和寺)


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⇒第2回「世界遺産の桜名所、100年でココが変わった!」(2018年3月掲載)



【第3回:2018年5月掲載】
創建から120余年 平安神宮の変化に迫る!


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“絵はがき”の本殿(平安神宮)


最終回となる第3回に登場したのは、朱塗りの社殿が印象的な平安神宮。明治28年(1895)に平安遷都1100年を記念して創建された、京都のなかでは比較的新しい神社です。創建120年ほどとなり、昔の絵はがきと違う風景はあまりなさそうですが・・・ なんと「大鳥居前」「本殿」「神苑」に変化を発見! 特に「本殿」には驚きのストーリーが待ち受けていました。


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“現代”の大極殿(平安神宮)


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⇒第3回「創建から120余年 平安神宮の変化に迫る!」(2018年5月掲載)

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「絵はがきで知る古都のうつろい」シリーズをあらためて振り返ってみると、わずか100年の間に様々な変化がありましたね。穏やかな日々が戻りましたら、今回ご紹介したお寺・神社へお参りを。「絵はがき」との違いを、ぜひご覧になってみてください。

Written by. 「そう京」編集部

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