烏丸御池のランドマーク、新生「新風館」がオープン!

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撮影:フォワードストローク

京都NEW SPOT 14


この春、京都では様々な施設がオープンを予定されていましたが、新型コロナウイルスの影響により多くが延期となってしまいました。その後、外出自粛が緩和され、続々とオープンを迎えています。本日は6月に誕生した「新風館」をご紹介します!



伝統と革新が融合する、新生「新風館」


撮影:フォワードストローク


レトロな近代建築が並ぶ三条通界隈。2020年6月11日(木)、レンガ造りが印象的な「新風館」が新たな複合施設として開業しました。2001年に誕生し、地元の人に愛されてきた同館ですが、2016年に惜しまれつつ閉館。この春の開業が新型コロナウイルスの影響により2度に渡り延期となり、ついにオープンの日を迎えることになりました!



撮影:フォワードストローク


建物は大正15年(1926)に建てられた旧京都中央電話局で、京都市指定・登録文化財第一号。新生「新風館」は、電話局の一部を残した「保存棟」と、建築家・隈研吾(くま けんご)さん監修による「新築棟」で構成され、中央には緑豊かな中庭が設けられました。外装や天井などには木組みを取り入れ、和の温もりも感じられます。

地下鉄「烏丸御池駅」から直結となり、雨の日もアクセスが便利に。駅から続く地下1階には、京都初出店となる映画館「アップリンク京都」、1階から7階にはアジア初上陸となる「エースホテル京都」、そして1階には約20店舗のショップ&レストランが入ります。“京都初”や“新業態”の店舗が多く、限定メニュー・グッズなども気になるところ。ここからは、そんなお店の一部をお届けします!



【本と野菜 OyOy】
ゆったり♪ 本と野菜を味わう、新感覚のお店


美味しい香りがただよう店内で、お気に入りの本をみつけて。


オーガニック野菜を扱う「坂ノ途中」(京都)と書店「かもめブックス」を展開する「鴎来堂」(東京)のコラボレーションにより誕生した「本と野菜 OyOy(おいおい)」。スープを中心とした季節の味わいと、選りすぐりの本を楽しむことができる、新感覚のお店です。

書棚には「鴎来堂」セレクトの食を中心に文学や旅に関する本が並び、旬の野菜や調味料などを購入することも可能。月ごとに「お野菜レシピ」を配布されていて、おうちでのお料理にチャレンジしたくなりますよ♪



ランチ「OyOyベジスープ」1,430円


メインメニューのひとつ「OyOyベジスープ」は、京都・丹波しめじの出汁をベースに、じゃがいもと豆腐のお団子、その日仕入れた季節の野菜がたっぷり味わえるスープ。ランチタイム(11時から14時)には、ごはん又はパンが付きます。7月13日(月)からディナー営業がスタートし、アラカルトやお酒も楽しめるようになりました。

ちなみに店名には、「おいおいやっていきましょう」という、ゆったりとした時間の移ろいを表現されているそう。忙しなく過ぎる日々のなか、「OyOy」で過ごすひとときは新たな発見をもたらしてくれることでしょう。

■本と野菜 OyOy
【営業時間】11:00~23:00(ラストオーダー22:00)
【電話】075-744-1727
【公式ホームページ】https://oyoy.kyoto/



【お茶と酒 たすき 新風館】
新風館店限定。オトナな“さけ氷”はいかが?



祇園にある行列ができるほど大人気の喫茶「お茶と酒 たすき」が、新風館に2号店をオープン。こちらはテイクアウトのかき氷専門店となっていて、祇園店でおなじみのかき氷「抹茶みつ」「焙じ茶みつ」をはじめ、クラフトビールやカクテルもあります。店内の飲食スペースのほか、新風館中庭のベンチで楽しむことも可能です。



 

さけ氷「カシスオレンジ」1,232円※イートインの場合

 


注目は新風館店限定のお酒を使った“さけ氷”。「カシスオレンジ」はカシスリキュールとオレンジシロップをベースに、ヨーグルトホイップと赤すぐりソースが添えられ、お酒が苦手な方にもおすすめのかき氷です。甘いものが苦手な方は、さっぱりとした「煎茶ジンライム~青山椒仕立て~」(1,122円※イートインの場合)を。季節替わりの限定フレーバーもあり、訪れるのが楽しみになりますね♪ 営業時間は22時まで。お酒を飲んだ後の“締めスイーツ”にも訪ねてみたいお店です。

■お茶と酒 たすき 新風館
【営業時間】11:00~22:00
【電話】075-744-1139
【公式ホームページ】https://tasuki.pass-the-baton.com/



【green bean to bar CHOCOLATE】
意外な味わいが魅力。京都店限定の“昆布”チョコとは!?



「green bean to bar CHOCOLATE(グリーン ビーン トゥー バー チョコレート)」は関西初出店となるチョコレートショップ。世界各地より厳選したカカオ豆を使用し、焙煎からチョコレートに至るまでの全工程を手作業で行われています。約45日という時間を掛け、丁寧に作り上げられたチョコレートは、世界のビーントゥーバーアワードで最高賞を受賞。パッケージは全て“和紙”で統一し、各フレーバーをイメージしたオリジナルデザインになっています。



チョコレートバー「昆布」1,944円


様々なチョコレートバーを展開するなか、京都店限定商品として注目されたのは、なんと“昆布”! 創業115年になる京都の老舗「うね乃」の羅臼昆布を使ったチョコレートで、口溶けは少しずつ変化し、最後に出汁がふわりと香る味わいに。パッケージには京都府の鳥“オオミズナギドリ”を潜ませ、おみやげにもぴったり。宇治抹茶や味噌などの和素材を使った「ボンボンショコラ」(1,728円)もおすすめです。

■green bean to bar CHOCOLATE
【営業時間】11:00~20:00
【電話】075-741-7602
【公式ホームページ】https://greenchocolate.jp/



【トラベラーズファクトリー京都】
京都旅の思い出を書き込みたい! トラベラーズノート



“旅するように毎日を過ごすための道具”をテーマに、ステーショナリーや雑貨が揃う「トラベラーズファクトリー」。東京・中目黒に本店を構え、関西初出店となる京都店では、京都旅のお供におすすめしたい限定アイテムがたくさん揃っています。



左から「トラベラーズノート KYOTO EDITION」4,620円(リフィル「アイコン」付)
リフィル「アイコン」462円・「茶葉漉込紙」660円・「奉書風合紙」550円


トラベラーズファクトリーのマストアイテムとも言える「トラベラーズノート」は「KYOTO EDITION」として、抹茶や風景などの京都アイコンを革カバーにカッパーの箔押しで表現されています。京都限定リフィルは3種あり、「奉書風合紙」「茶葉漉込紙」という紙の質感にこだわったリフィルなどをご用意。

店内には、京都限定デザインのスタンプが自由に押せる「カスタマイズスタンプコーナー」があります。トラベラーズノートのはじまりには、ぜひこのスタンプを押して、京都旅に出掛けましょう!

■トラベラーズファクトリー京都
【営業時間】11:00~20:00
【電話】075-241-3003
【公式ホームページ】https://www.travelers-factory.com/

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今回は4店舗のご紹介となりましたが、他にも気になるお店がたくさんあります。
学生時代を京都で過ごした私にとって「新風館」は思い出の場所のひとつ。烏丸通に面した外観はそのままに、内部はがらりと変化していて、驚きとワクワクの連続でした! ぜひ、皆さんも新しくなった「新風館」に訪ねてみてくださいね。

■新風館
【営業時間】ショップ11:00~20:00、レストラン11:00~23:00
      ※店舗により異なります
【定休日】無休
【アクセス】地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」から徒歩すぐ Google map
【公式ホームページ】https://shinpuhkan.jp/

Written by. かりー

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