京都の老舗が手がける、絶品かき氷

  • グルメ・スイーツ

中村藤吉本店

中村藤吉本店

残暑厳しい夏・・・ まだまだ“ひんやり冷たいスイーツ”が恋しいですよね。今回は、京都の老舗が手がけるこだわりの絶品かき氷をご紹介します♪ ボリュームも満点ですので、散策途中のひとやすみなどに、ぜひ味わってみてください。

【月ヶ瀬 堺町店】
甘味処の看板メニューがかき氷に! 「あんみつ氷」

  • あんみつ氷(練乳ミルク・こし餡) 1,300円

    あんみつ氷(練乳ミルク・こし餡) 1,300円

昭和元年(1926)創業の甘味処・月ヶ瀬。京都のあんみつ発祥の店として知られ、現在も一子相伝の味として受け継がれています。平成30年(2018)より登場したのが、夏季限定(~9月末)の「あんみつ氷」。その名の通り看板メニューのあんみつが“かき氷”になりました! 蜜は、練乳ミルク・抹茶・黒糖の3種から、餡はつぶ餡とこし餡のいずれかを選べます。 フルーツは時季により異なり、スイカの次はイチジクを予定されているそう。ほどけるように柔らかな寒天や求肥がふわふわの氷とマッチし食感も楽しめます。“冷やされて固くならないように”と、別添えされた白玉のモチモチ感もあとを引く美味しさです。

■月ヶ瀬 堺町店
【営業時間】12:00~18:00(ラストオーダー17:30)
【定休日】水曜日・木曜日(祝日の場合は営業、翌日休)
【電話】075-212-1959
【アクセス】地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】https://tsukigase.jp/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/tsukigase.kyoto/

【鶴屋吉信 京都本店】
梅の味わいが爽やか♪ 「梅まろみぞれ」

  • 梅まろみぞれ 1,045円 

    梅まろみぞれ 1,045円 

  • お休み処には、お庭を眺められるお席もあります。

    お休み処には、お庭を眺められるお席もあります。

西陣エリアにお店を構える鶴屋吉信は、享和3年(1803)創業。季節や歳時記にあわせた京菓子から新感覚の目を引くお菓子まで、幅広い層に人気のお店です。2階のお休み処では、夏季限定(~9月末)でかき氷を味わうことができます。おすすめは、「梅まろみぞれ」。一見シンプルな氷には、白蜜と梅酒をブレンドしたオリジナルの梅蜜がたっぷりかかっています♪ 和歌山県産の小梅が入った人気のゼリー「梅まろ」が丸々一個添えられていて、見た目にも涼やか。爽やかな梅の香りと、さっぱり・まろやかな味わいで、夏の暑さを忘れリフレッシュできそうです。

■鶴屋吉信 京都本店
【営業時間】2階お休み処・菓遊茶屋10:00~17:30(ラストオーダー17:00)、1階9:00〜18:00
【定休日】水曜日(臨時営業あり)
【電話】075-441-0105
【アクセス】市バス「堀川今出川」バス停からすぐ Google map
【公式ホームページ】https://www.tsuruyayoshinobu.jp
【公式Twitter】https://twitter.com/tsuruya1803
【公式Instagram】https://www.instagram.com/tsuruya.yoshinobu_wagashi
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。

【中村藤吉本店】
本格的なお茶の蜜が楽しめる「宇治きん氷」

  • 宇治きん氷(抹茶&ほうじ茶) 1,350円

    宇治きん氷(抹茶&ほうじ茶) 1,350円

  • お好みで蜜をかけていきます

    お好みで蜜をかけていきます

  • ※2022年の風景です

    ※2022年の風景です

京都といえば抹茶! お茶屋さんならではのかき氷ははずせませんよね。安政元年(1854)創業の宇治茶の老舗・中村藤吉本店からは、夏季限定(~8月末)で「宇治きん氷」が登場。ふわふわの氷に、抹茶蜜・ほうじ茶蜜・抹茶&ほうじ茶蜜のいずれかの自家製蜜を自分でかけていただけるのが嬉しいポイントです。氷のまわりには練乳がかかっていて、オトナな味わいのお茶の蜜に程よい甘さもプラス。氷の上に添えられたミルク&抹茶のソフトクリームとの相性も抜群です♪ 現在、カフェと銘茶売場を結ぶ通路には風鈴が飾られ、風が吹く度に涼やかな音色を奏でています。かき氷で体がひんやりしたあとは、ベンチに腰かけて耳から癒やされてみてはいかがでしょうか。

■中村藤吉本店 宇治本店
【営業時間】カフェ10:00~17:30(ラストオーダー16:30)、銘茶売場10:00~17:30
【定休日】元日
【電話】0774-22-7800
【アクセス】JR奈良線「宇治駅」から徒歩約1分 Google map
【公式ホームページ】https://www.tokichi.jp/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/nakamura_tokichi_official/
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。

【文の助茶屋 京都本店】
香り高いきな粉と、とろけるわらびもちに舌鼓♪ 「田舎氷Ⓡ」

  • 田舎氷Ⓡ 990円

    田舎氷Ⓡ 990円

  • 床机に腰かけ、かき氷を味わうこともできます。

    床机に腰かけ、かき氷を味わうこともできます。

  • 30年ほど前に高台寺近くから現在地に移転。店内の意匠は創業時に近いものなのだとか。

    30年ほど前に高台寺近くから現在地に移転。店内の意匠は創業時に近いものなのだとか。

法観寺[八坂塔]の近くにお店を構える、明治42年(1909)創業の文の助茶屋。上方の落語家・二代目桂文之助がはじめた甘酒茶屋がお店のはじまりです。夏季に味わえるかき氷メニュー(5種、~10月中旬)のなかでも一番人気は、「田舎氷Ⓡ」。街の近代化が進むなか“古き良き京都を残さねば”と考えた創業者の思いを受け継ぎ、「京に田舎あり」と古き良き京都を感じていただけるように誕生したメニューだそう。

創業時から仕入れている森田氷室本店の氷を使用し、ふわふわに削った氷に香り豊かなきな粉蜜がかかっています。ひと口いただけば、心がほっとするような味わい。名物・ニッキ入りの生わらびもちも添えられ、とろけるような口溶けがたまりません♪ きな粉アイスも程よい甘さで、柔らかな白玉と一緒に味わってみて。

■文の助茶屋 京都本店
【営業時間】11:00~17:00
【定休日】不定休
【電話】075-561-1972
【アクセス】市バス「清水道」バス停から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】https://ecstore.bunnosuke.jp/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/buncha_honten/

【大極殿本舗 本店】
エメラルドグリーンが目を引く「ミルクミント」

  • ミルクミント 950円

    ミルクミント 950円

  • ミントのシロップの色合いも涼やか♪

    ミントのシロップの色合いも涼やか♪

明治18年(1885)創業の大極殿本舗。四条高倉にある本店には、平成31年(2019)に喫茶スペースがオープンしました。夏季限定のかき氷メニュー(~9月末)のなかでも、一際目をひくのが「ミルクミント」。ふわふわの氷に散りばめられたエメラルドグリーンのゼリーとミントの蜜が美しく、見た目も味わいも清涼感たっぷりです。氷にはミントとミルク(練乳)の蜜がかかっていますが、追加でかけていただけるのも嬉しいポイント。ひと口でひんやり爽やかな甘さが広がり、暑さもすーっと和らぎそうです。

■大極殿本舗 本店
【営業時間】喫茶10:00~17:00(ラストオーダー)、販売9:30~18:00
【定休日】水曜日
【電話】075-221-3323
【アクセス】市バス「四条高倉」バス停から徒歩約2分、地下鉄烏丸線「四条駅」から徒歩約7分 Google map
【公式Instagram】https://www.instagram.com/daigokuden.honpo/

【二條若狭屋 寺町店】
どこか懐かしい甘さがクセになる「べっこうあめ」

  • べっこうあめ 1,320円

    べっこうあめ 1,320円

大正6年(1917)創業の京菓子司・二條若狭屋。喫茶併設の寺町店は、一年中かき氷が楽しめる人気店で、常に新しくユニークな自家製の蜜を考案されています。 おすすめは、昨年(2022年)の夏にメニューに加わった「べっこうあめ」のかき氷。これまで5種の蜜が楽しめるかき氷「彩雲」とテイクアウトでしか味わえない蜜でしたが、たくさんのお客様からのお声により、店内での単体メニューに仲間入りしたそう。ちょこんと乗った“おいり”と白玉もかわいらしく、懐かしさが感じられる甘い味わいは、和菓子屋さんならではです。

■二條若狭屋 寺町店
【営業時間】喫茶10:30~17:00(ラストオーダー16:30)※曜日により変動あり。公式Instagramでご確認ください、販売9:00~17:30
【定休日】水曜日
【電話】075-256-2280
【アクセス】地下鉄東西線「京都市役所前駅」から徒歩約6分 Google map
【公式ホームページ】http://www.kyogashi.info/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/nijyowakasaya.teramachiten/

【菓寮 伊藤軒】
インパクト大! まるごと味わえる「スイカかき氷」

  • スイカかき氷 1,650円

    スイカかき氷 1,650円

元治元年(1864)創業のお菓子の老舗・菓寮 伊藤軒。近年、フルーツをふんだんに使ったパフェなどのスイーツが大人気で、この夏いただきたいのは、“インパクト大”の「スイカかき氷」(~8月末)。鈴鹿山脈の天然氷を使用したかき氷の上には、スイカの果肉と特製シロップで作られた蜜がたっぷりかかっていて果実感満点。氷を食べ終えた後は、スイカの皮の部分に残っている果肉もいただくことができ、最後までスイカを存分に味わえるのが魅力です。

■菓寮 伊藤軒
【営業時間】10:00~18:00(カフェタイム・ランチタイムの詳細は公式HPをご確認ください)
※かき氷は14:00~17:00の提供です
【定休日】水曜日 ※2023年8月21(月)~23日(水)は休
【電話】0120-929-110
【アクセス】JR奈良線「JR藤森駅」から徒歩約15分 Google map
【公式ホームページ】https://www.kyoto-itoken.co.jp/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/kyoto_itoken/
※掲載内容は2023年8月16日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。

Written by. オパン

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