和菓子に洋菓子、魅力的な甘~いお菓子に出会える京都。9月はお彼岸にちなみ“おはぎ”に注目してみました。新旧さまざまなお店があるなか、今回ご紹介するのは明治創業の老舗「今西軒」と、2022年お正月に移転オープンした「小多福(おたふく)」です。どちらも、メディアに取り上げられるほど人気のおはぎ専門店。気になる裏メニューも、ぜひチェックしてみてくださいね♪
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、京都旅行の際は、政府およびお住まいの都道府県と京都府の要請をご確認ください。京都にお越しの際は、マスクの着用・手指のアルコール消毒など、感染拡大防止の徹底にご協力をお願いいたします。日々、状況は変化しておりますので、事前に最新情報をご確認ください。
【今西軒】
売り切れ必至。名物おはぎは、朝いちばんに買いに行こう!
「京都のおはぎといえば?」と聞かれると、必ず名前が挙がるほど人気の「今西軒」。地下鉄「五条駅」付近から細い通りに入り、歩いてすぐの住宅街に位置します。創業は明治30年(1897)。当時は様々な餅菓子を作られていましたが、現在の4代目に受け継がれ“おはぎ専門店”となりました。
おはぎは、つぶあん・こしあん・きなこの3種。北海道産のあずきを使い、昔ながらのおくどさん(かまど)で、つぶあんは2日、こしあんは3日かけて丁寧に手作りされています。たっぷりのあんこですが、意外と甘さは控えめです。この手間暇かけられたおはぎを求め、開店時には行列ができるほど。
きなこに続き、こしあん、つぶあん、という人気順で、店先から次々になくなっていきます。午前中には売り切れることが多いとのことで、ぜひ、朝いちばんに訪ねてほしいお店です。
そして、裏メニューとして、知る人ぞ知る商品なのが「あんてぃーく」。おはぎと同じあずきで作られた茹であずきで、楽しみ方は様々。白玉やアイスにかけたり、トーストにバターとのせて“あんバタートースト”にしてみたり・・・ 今西軒のあんこの美味しさがじっくり味わえる、あんこ好きにはたまらない1瓶です。こちらは要予約になっているので、事前にお問合せをしてからお店を訪ねましょう。
※写真のあんてぃーくは小瓶(280g入)です。今西軒で販売されているのはサイズが異なり、500g入901円となります。
■今西軒
【営業時間】9:30~売り切れまで※2022年9月20日(火)~23日(金・祝)は8:00~
【定休日】火曜日※2022年9月20日(火)は営業、第1・3・5月曜日(6~8月は毎週休み)
【電話】075-351-5825
【アクセス】地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩約2分 Google map
※写真のあんてぃーくは小瓶(280g入)です。今西軒で販売されているのはサイズが異なり、500g入901円となります。
■今西軒
【営業時間】9:30~売り切れまで※2022年9月20日(火)~23日(金・祝)は8:00~
【定休日】火曜日※2022年9月20日(火)は営業、第1・3・5月曜日(6~8月は毎週休み)
【電話】075-351-5825
【アクセス】地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩約2分 Google map
【小多福】
可愛いはそのままに。女将さんから受け継ぎ、移転オープン!
建仁寺や高台寺など、観光名所が集まる東山エリア。そのなかの住宅街にたたずんでいたおはぎ屋さん「小多福」をご存知でしょうか。70歳でお店を始められた女将さん手作りのカラフルなおはぎが人気だったのですが、ご高齢のため、2021年5月でお店を閉められることに。しかし、以前から交流のあったお豆腐屋さんが暖簾を受け継ぎ、2022年お正月に新しくオープンされました! 場所は、かつてのお店からも近い安井金比羅宮の鳥居そばです。
暖簾を受け継ぐにあたり、スタッフの土屋さんは女将さんから直々におはぎの作り方を学ばれたそう。「冬にオープンし、春、夏が過ぎ、初秋を迎えました。季節の温度や湿度によって、もち米の水分量の調整などが難しく、学びの日々です」と土屋さんは話します。おはぎに欠かせないあずきは、女将さんが厳選された北海道産大納言を使用されています。
店頭には、王道のこしあん・つぶあん・きなこのほか、西京味噌やアールグレイとレモン、ピスタチオなど新感覚のおはぎがずらり。土日祝は12種、平日は12種のなかからランダムに8種が登場します。毎月ラインナップが異なり、おしながきは公式Instagramで公開されているのでチェックしてみてくださいね。どのおはぎも小ぶりのサイズで、思わず「かわいい~!」がこぼれるのは、かつてのままです。
店頭には、王道のこしあん・つぶあん・きなこのほか、西京味噌やアールグレイとレモン、ピスタチオなど新感覚のおはぎがずらり。土日祝は12種、平日は12種のなかからランダムに8種が登場します。毎月ラインナップが異なり、おしながきは公式Instagramで公開されているのでチェックしてみてくださいね。どのおはぎも小ぶりのサイズで、思わず「かわいい~!」がこぼれるのは、かつてのままです。
お豆腐屋さんが営むことから、お豆腐も販売されています。「京味さんのおぼろ豆腐」は普段、ホテルや料亭などに卸されているもので、実店舗で購入できるのはここだけ。大豆の旨味がしっかり感じられ、お醤油は要らないほど・・・ まずは、何もかけずに味わってみてください。
さらに夏頃から、おぼろ豆腐の豆乳でつくられた「京抹茶豆乳ラテ」の販売もスタートされました。こちらも豆乳の美味しさを実感できるドリンクです。おはぎはもちろん、他のメニューにも注目してみてくださいね♪
■小多福
【営業時間】11:00~17:00
【定休日】月曜日・火曜日(不定休)※公式Instagramでご確認ください
【電話】090-7908-5111
【アクセス】市バス「東山安井」バス停から徒歩約1分 Google map
【公式ホームページ】https://otafuku-ohagi.com/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/otafuku.ohagi/
■小多福
【営業時間】11:00~17:00
【定休日】月曜日・火曜日(不定休)※公式Instagramでご確認ください
【電話】090-7908-5111
【アクセス】市バス「東山安井」バス停から徒歩約1分 Google map
【公式ホームページ】https://otafuku-ohagi.com/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/otafuku.ohagi/
※掲載内容は2022年9月16日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。