大人も子供も楽しめる! サンガスタジアム by KYOCERAへ行こう

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2020年1月、JR山陰本線(嵯峨野線)「亀岡駅」のすぐそばに誕生したサンガスタジアム by KYOCERA(京都府立京都スタジアム、以下サンガスタジアム)。亀岡と聞くと少し遠く感じてしまうかもしれませんが、京都駅から快速で約20分、普通電車で約30分という便利な立地。俯瞰写真で見ると、右に見えるのが「亀岡駅」、左が保津川で、近くには保津川下りの乗船場もあります。
 
Jリーグ「京都サンガF.C.」のホームスタジアムとして知られ、じつは試合がない日も楽しめる施設になっています。見どころをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね♪

憧れのピッチへ! スタジアムツアー

“KYOTO”の文字が鮮やかに浮かぶスタンド ©VIVA&SANGA

“KYOTO”の文字が鮮やかに浮かぶスタンド ©VIVA&SANGA

サンガスタジアムでは毎月、スタジアムツアー(有料、事前予約制)を開催しています。
  • ピッチからの眺望 ©VIVA&SANGA

    ピッチからの眺望 ©VIVA&SANGA

  • 選手が使用するベンチも見学できます! ©VIVA&SANGA

    選手が使用するベンチも見学できます! ©VIVA&SANGA

約1時間かけてスタジアムのさまざまな場所を見学できるのですが、一番の魅力といえばピッチに立てること! 南北約126メートル、東西約84メートルにおよぶフィールドからの眺めは壮観で、紫に統一されたスタンドと芝生のグリーンの対比は美しい限り。
 
驚いたのはスタンドの近さです。最前列から最短で約7.5メートルの場所もあり、観客は臨場感を得られ、選手は応援をすぐそばに感じられるようになっています。普通なら見られない選手目線を体感すれば、サッカーファンでなくても、きっと感動するはずです。
  • 南側のガラス屋根

    南側のガラス屋根

  • 手入れの行き届いた芝生 ©VIVA&SANGA

    手入れの行き届いた芝生 ©VIVA&SANGA

ガイドさんからは、「へぇ~」と思わず唸るような情報も聞けます。そのひとつが、芝生の管理について。
 
サンガスタジアムの屋根は観客席の最前列より約2メートルも前へ張り出す形になっています。雨に濡れる心配は少ないのですが、芝生の育成に必要な日光は十分に得ることが難しい環境です。そこで、南側だけガラス屋根になっていると教えていただきました。解説付きだと、いっそう理解が深まります。
  • 実況放送室 ©VIVA&SANGA

    実況放送室 ©VIVA&SANGA

  • 大型ビジョン操作室 ©VIVA&SANGA

    大型ビジョン操作室 ©VIVA&SANGA

  • VIPラウンジ ©VIVA&SANGA

    VIPラウンジ ©VIVA&SANGA

ガイドツアーでは非公開の施設内部も見学できます。舞台裏は驚きの連続で、特に実況放送室や大型ビジョン操作室などスポーツに携わる人が働く現場を子供たちが見学すれば、将来の夢も膨らみそうです。ほかにも、VIPラウンジやロッカールームを見学でき、盛りだくさんのラインアップ。毎月1日に公式ホームページに見学日がアップされますので、どうぞお見逃しなく。

■スタジアムツアー
【料金】大人1,200円、中高生1,000円、小学生500円
    ※オリジナルグッズ特典あり
    ※未就学児は無料
【公式ホームページ】https://sangastadium-by-kyocera.jp/stadium-tours
※予約方法は公式ホームページでご確認ください。

子供がめいっぱい遊べる「KIRI no KO」

  • 亀岡の山々をイメージ

    亀岡の山々をイメージ

  • ひのきのボールで自由に遊べるエリア

    ひのきのボールで自由に遊べるエリア

  • 絵本を読める、くつろぎスペースも

    絵本を読める、くつろぎスペースも

さて、ここからはスタジアムの付帯施設をご紹介。昨年(2023)4月にオープンした「KIRI no KO(きりのこ)」は、子供たちが全力で遊べるように工夫が凝らされた施設です。入口まで香りが漂ってくるほど木材がふんだんに使用され、亀岡の自然をモチーフにした遊具が並びます。0~2歳は入場無料というのも嬉しいポイントです。1日中、何度も再入場可能ですから、途中で外へ遊びに行くなど、気分のままに過ごすことができます。
 
■KIRI no KO
【営業時間】10:00~17:00(最終受付16:15)
【料金】平日600円、休日850円 ※3歳未満は無料
【定休日】月曜日(祝日の場合は翌日)
【電話】0771-21-2233
【公式ホームページ】https://kirinoko.com/

疲れた足を癒す 無料の足湯

スタジアム北側広場にある不思議な形の施設は足湯です。保津川下りの船を模した造りで、無料で利用できます。亀岡にある湯の花温泉の素を使用していて、近隣の住民や学生さんにも人気を博しているそうです。

足湯の隣には蹴鞠像があります。「サッカーのもっとも古い形態」を世に伝えるべく、スタジアム完成時に造られたそう。記念撮影にもぴったりのスポットです♪
 
■足湯
【営業時間】11:00~19:00 ※雨天時は休館
【料金】無料
【定休日】月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始

2022年4月にリニューアルしたフードコート

Football Diner 内観

Football Diner 内観

スタジアムでランチを食べるなら、フードコート「Football Diner」へ! 京都産のお米が自慢の「結や」、うどんや丼物が揃う「つるり」、食パンや菓子パンを扱う「食ぱん道」と併設の「Café de MOTHERS スタジアム店」、牛カツ専門店「縁-enishi-」の5店舗が入ります。
「食ぱん道」はパン工房を併設しています。職人さんが焼き上げる食パンは、生クリームやはちみつを使用せずに、小麦本来の美味しさを追求した逸品。毎朝7時からの営業で、パンの良い香りに誘われて地元の方も足繁く訪れるそうです。
焼き立てのパンをいただくのも良いですが、併設の「Café de MOTHERS スタジアム店」では「食ぱん道」のパンを使ったメニューを注文できます。季節のパンをアレンジしたデザートメニューは嬉しいドリンクセット。今後はパンの食べ放題が付いたメニューも登場する予定だそうですから、ますます楽しみです。また、「Café de MOTHERS スタジアム店」「縁-enishi-」では、ご当地の亀岡牛を使用したハンバーグや牛カツなどのメニューもあります。
 
■食ぱん道
【営業時間】7:00〜17:00(売り切れ次第終了)
【定休日】年末年始 ※臨時休業あり
【電話】0771-55-9288

■Café de MOTHERS スタジアム店
【営業時間】9:00〜17:00
【定休日】年末年始 ※臨時休業あり
【電話】0771-55-9225

■牛カツ専門店 縁-enishi-
【営業時間】11:00〜14:00
【定休日】月曜日(祝日、年末年始、臨時を除く)
【電話】0771-55-9225

試合がない日は、スタジアムの周りを歩こう!

外観 ©VIVA&SANGA

外観 ©VIVA&SANGA

サンガスタジアムは北側広場の階段から2階の外部デッキへ上ると、スタジアムをぐるりと1周歩けるようになっています。1周約600メートルで、ランチのあとの運動にもぴったり。

亀岡の自然風景を楽しみつつ、各所で内部の様子を見ることもできます。スタジアムツアーがない日も中の様子を伺えますので、おすすめ♪
 
ご紹介した施設以外にも、スポーツクライミングや3×3バスケットボールコートなど、大人も子供も楽しめる多彩な遊び場があります。試合がある日はもちろん素晴らしいですが、試合がない日だからこそ満喫できる内容もありますので、ぜひ、何度も足を運んでみてくださいね。
 
■サンガスタジアムby KYOCERA
【電話】0771-25-3331
【アクセス】JR山陰本線(嵯峨野線)「亀岡駅」から徒歩約3分
【公式ホームページ】https://sangastadium-by-kyocera.jp/
 
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※掲載内容は2024年2月26日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。

Written by. 「そう京」編集部

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