話題の京都スポット「atelier京ばあむ」で、バームクーヘンを作ろう!

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2023年11月、洛南エリアに京都最大級のお菓子のミュージアム「atelier(アトリエ)京ばあむ」がオープンしました! 京みやげの定番のひとつ「京ばあむ」についてたっぷり楽しめるスポットとして注目を集めていますが、今春から待望の「抹茶miniばあむ1本焼き体験」をスタート。「いったいどんな体験なんだろう?」と興味津々の「そう京」スタッフが、早速、体験に行ってきました!

「京ばあむ」とは?

  • 京ばあむ

    京ばあむ

  • 印象的なパッケージデザイン

    印象的なパッケージデザイン

「京ばあむ」は、京都銘菓「おたべ」を手がける株式会社美十(びじゅう)から2008年に誕生したバームクーヘン。京都産の宇治抹茶と豆乳を使用し、緑と白のコントラストが美しく、パッケージには「京」の筆文字と年輪を組み合わせた印象的なロゴマークがデザインされています。今では京都駅をはじめ主要観光地のさまざまな店舗に並び、京みやげに購入したことがある方も多いのではないでしょうか。

atelier京ばあむ 外観

atelier京ばあむ 外観

「atelier京ばあむ」では、「京ばあむ」の工場見学・展示が楽しめるほか、限定商品の購入や、限定スイーツを堪能することができます。オープン以来、幅広い層のお客様がお越しになるなか、「バームクーヘン作りを体験してみたい!」というお声が多く寄せられたそう。そこで、初めての試みとして「抹茶miniばあむ1本焼き体験」のプログラムを計画。今春より申込み受付を開始し、4月12日(金)からついに体験できるようになりました!

コック帽&コックコートで、気分は職人さん♪

  • コック帽には「ミニマイスター」のバッジを付けていただきました

    コック帽には「ミニマイスター」のバッジを付けていただきました

  • バッジは「京ばあむ」「ミニマイスター」「atelier京ばあむの建物」の3種から選べます♪

    バッジは「京ばあむ」「ミニマイスター」「atelier京ばあむの建物」の3種から選べます♪

  • 「京ばあむ」の職人さんと同じコックコート。子供用から大人用までサイズは豊富に用意されています

    「京ばあむ」の職人さんと同じコックコート。子供用から大人用までサイズは豊富に用意されています

  • オーブンは高温なので、厚手の手袋もしっかり着用!

    オーブンは高温なので、厚手の手袋もしっかり着用!

1階で受付を済ませたら「mini factory」へ。体験を始めるにあたり、コック帽をかぶりコックコートを着用します。身に着けるだけで、もう気分は職人さん♪ コック帽のバッジは3種から選べ、私は「ミニマイスター」を付けていただきました。美十では「京ばあむ」の熟練職人さんを「ばあむマイスター」と認定されていて、「ミニマイスター」のバッジは「ばあむマイスター」のデザインがモチーフになっています。
  • 職人さんを前に、「そう京」スタッフも真剣です!

    職人さんを前に、「そう京」スタッフも真剣です!

まずは体験の流れについて、説明を聞きましょう。
教えてくださるのは、なんと、日々「京ばあむ」作りに携わる職人さん! 初めてのバームクーヘン作りに「そう京」スタッフの私たちも興味津々で、さまざまな質問に優しく答えてくださいました。「上手に焼く3つのコツ」を学んだら、オーブンの前に座り、体験スタートです。

初めてのバームクーヘン作りがスタート!

  • まだ何も付いていない鉄芯

    まだ何も付いていない鉄芯

  • 回転しながら生地を付けていきます

    回転しながら生地を付けていきます

  • オーブンのなかで、少しずつ焼きあがっていきます

    オーブンのなかで、少しずつ焼きあがっていきます

はじめにオーブンのなかから機械操作でバームクーヘンの芯となる鉄芯を降ろします。くるくる回転しながら鉄芯に生地が付き、15秒で再びオーブンのなかへ。難しそうですが、ボタンひとつなので安心です。

オーブンで焼かれている間(1分30秒)に、バームクーヘン型の模型で次の工程をチェック!
ふむふむ、次は「よこづけ」の作業です。

  • 「よこづけ」

    「よこづけ」

  • 「きじたし」

    「きじたし」

  • 生地を足したら、均一に混ぜ合わせます

    生地を足したら、均一に混ぜ合わせます

  • 「こぶとり」

    「こぶとり」

  • 生地が付き焼きあがっていく様子は、見ているだけで楽しい♪

    生地が付き焼きあがっていく様子は、見ているだけで楽しい♪

バームクーヘン作りにおける「上手に焼く3つのコツ」は、「よこづけ」「きじたし」「こぶとり」。

■よこづけ
バームクーヘンの両端を鉄芯に固定する作業。レードル(お玉)を使って、両端に生地をかけていきます。思いっきりかけると良いそうです。

■きじたし
生地皿にバームクーヘンの生地を補充する作業。オーブンそばで温まった生地の温度を保つ役割もあります。ちなみに生地は「京ばあむ」と同じ老舗茶舗「森半」の宇治抹茶を使用。持ち帰った際に抹茶の風味・バームクーヘンの食感を楽しめるよう、レシピは体験用に開発されました。

■こぶとり
バームクーヘンの形状を整える作業で、ヘラを使って凹凸をならします。ヘラをあてる力加減が微妙に難しい! 回を追うごとに、コツがつかめたように思います。

ついに完成!

  • 完成したばかりのバームクーヘン

    完成したばかりのバームクーヘン

  • 職人さんがその場でカットしてくださいます

    職人さんがその場でカットしてくださいます

  • 普段食べることができない“バームクーヘンの端”を試食できます♪

    普段食べることができない“バームクーヘンの端”を試食できます♪

3つの工程を繰り返し、約35分かけてついに完成です! いかがでしょう、良い感じの焼き色ではないでしょうか(笑)完成後は、職人さんが両端をカットしてくださり、その場で試食ができます。焼き立てを味わえるのは、体験ならではの嬉しいポイントですね♪

持ち帰り用に、掛け紙をデコレーション

  • 「そうだ 京都、行こう。」スタッフが真心を込めて焼き上げました♪

    「そうだ 京都、行こう。」スタッフが真心を込めて焼き上げました♪

  • 掛け紙は4種から選べます

    掛け紙は4種から選べます

  • 「そう京」編集部に戻り、みんなで美味しくいただきました

    「そう京」編集部に戻り、みんなで美味しくいただきました

できあがった「抹茶miniばあむ」は1本まるごとお持ち帰り♪ 掛け紙はペンで自由にデコレーションでき、“私だけのバームクーヘン”が完成します。今回は「そう京」スタッフ2人で体験しましたが、オーブン1台につき3名様まで参加可能とのこと。ここでしかできない体験をぜひ、京都旅で楽しんでみませんか。

「mini factory」は外から見学もできます

「mini factory」は外から見学もできます

■抹茶miniばあむ1本焼き体験
【時間】10:15~11:45/13:00~14:30/15:30~17:00
    ※所要時間約1時間30分(着替え・説明含む)
【料金】5,000円/miniばあむ1本(オーブン1台)
    ※オーブン1台につき3名様まで参加可能です(同伴の保護者含む)
⇒詳細・申込みはこちら

館内は見どころがいっぱい!

  • 1F ショップ

    1F ショップ

  • 2F ライブラリ

    2F ライブラリ

  • 2F ライブラリ

    2F ライブラリ

  • 2F 工場見学

    2F 工場見学

「atelier京ばあむ」を訪れたら、体験だけでなく、館内をじっくり巡りましょう! バームクーヘンをイメージした円形デザインをはじめ、抹茶をイメージしたタイルや壁紙などが散りばめられ、随所で「京ばあむ」の世界観が感じられます。

1階のショップでは、「京ばあむ」はもちろん、ここでしか買えない限定商品が多数ラインアップ。気軽なステーショナリーもあるので、チェックしてみてくださいね。続いて2階は、工場見学・ライブラリのフロア。製造工程がわかりやすく紹介されるなか、工場で使われていた器具の展示も。よく見ると、先程バームクーヘン作り体験で使用した器具もあり、サイズの違いに驚きます。
  • ばあむアフォガート(抹茶) 935円

    ばあむアフォガート(抹茶) 935円

  • 京ばあむプレート 770円

    京ばあむプレート 770円

  • 3F 京ばあむCafe

    3F 京ばあむCafe

3階には「京ばあむCafe」があります。限定メニューも多く、「ばあむアフォガート(抹茶)」は4月に登場したばかり。抹茶ジェラートがのった京ばあむに、抹茶エスプレッソをかけて味わう、抹茶好きにはたまらないスイーツです。館内を巡った後は、広々とした店内でゆっくり過ごしましょう。

■atelier京ばあむ
【営業時間】1F・2F10:00~18:00、3F11:00~18:00(ラストオーダー17:30)
【定休日】不定休
【電話】075-585-3795
【アクセス】近鉄京都線「十条駅」から徒歩約10分 Google map
【公式ホームページ】https://kyobaum.com/atelier/
【公式X】https://x.com/kyo_baum
【公式Instagram】https://www.instagram.com/kyo_baum/
※掲載内容は2024年5月31日時点の情報です。最新情報は掲載先へご確認ください。

Written by. 「そう京」編集部

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