
冬の京都で見逃せない「京の冬の旅」非公開文化財特別公開(以下、京の冬の旅)。昭和42年(1967)1月に始まり、数多くの貴重な文化財を公開してきたイベントが、今年(2026)で60回を迎えます。記念すべき今回は、大河ドラマで注目を集める豊臣秀長と兄・秀吉ゆかりの地をテーマに、15箇所が特別公開されています。なかでも「初公開」を含む3ヵ寺を1日かけてめぐってきましたので、おすすめのルートと見どころをご紹介します!
⇒「京の冬の旅」非公開文化財特別公開の詳細はこちら
※公開箇所では、靴を脱ぎ室内に上がることが多いため、厚手の靴下の着用がおすすめです
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※公開箇所では、靴を脱ぎ室内に上がることが多いため、厚手の靴下の着用がおすすめです
「京の冬の旅」初公開!
【福勝寺】
今回は京都の玄関口「京都駅」からスタート♪ まず、烏丸口(中央口)のA3バス乗り場(Google map)から市バス206系統(大徳寺・北大路バスターミナル行き※)または6系統(佛教大学・玄琢行き)に乗りましょう。30分ほど乗車したら「千本出水」バス停(Google map)で降ります。あまり聞きなれないバス停かもしれませんが、じつは、出水通界隈には通常非公開の由緒ある寺院が点在。「京の冬の旅」では3寺院が初公開されるとあって、イベント開始前から気になっていたエリアです! そのなかから今回は福勝寺と華光寺を訪ねます。
※市バス206系統は「三十三間堂 清水寺 祇園・北大路バスターミナル行き」もありますので、乗車時はご注意ください
※市バス206系統は「三十三間堂 清水寺 祇園・北大路バスターミナル行き」もありますので、乗車時はご注意ください

閑静な住宅街にたたずむ福勝寺
バス停から出水通を西へ歩くこと約2分、福勝寺の山門が見えてきます。弘法大師空海が河内国(現・大阪府羽曳野市)に創建し、鎌倉時代に京都へ移転したと伝わる真言宗のお寺です。
聖天堂に祀られているのは、豊臣秀吉が篤く信仰したという秘仏・歓喜天(聖天)。出陣の際には「武運長久」を祈願して瓢箪を奉納し、戦勝後、その瓢箪を持ち帰って「千成瓢箪」の旗印としたことから「ひょうたん寺」とも呼ばれています。秀吉も祈願したという聖天さまに、手を合わせましょう。
聖天堂に隣接する本堂も特別公開されています。御本尊・薬師如来立像(秘仏)の御前立や平安時代の作と伝わる優美な聖観音菩薩像が祀られ、期間中は、嬉しいことに内陣に入ってお参りができます。
秀吉ゆかりの寺にちなみ、3種の美しい切り絵御朱印がラインアップ。お参りしたら、お気に入りの一枚を拝受してはいかがでしょう。そのほか、参拝の際に便利な福勝寺オリジナルの除菌スプレー(1,000円)や瓢箪をデザインした御朱印帳(2,000円)もありますので、ぜひチェックしてくださいね。
⇒福勝寺の詳細はこちら
※2026年1月16日(金)・19日(月)、2月1日(日)~4日(水)・16日(月)、3月1日(日)・16日(月)は拝観休止
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※2026年1月16日(金)・19日(月)、2月1日(日)~4日(水)・16日(月)、3月1日(日)・16日(月)は拝観休止
「京の冬の旅」初公開!
【華光寺】

伏見城から移築されたと伝わる山門
続いて、福勝寺から西へ徒歩約30秒の至近距離に位置する華光寺へ。天正11年(1583)、豊臣秀吉の外護を受け創建された日蓮宗寺院で、江戸時代初期に現在地へ移転しました。
山門をくぐったら、本堂前の鳥居にご注目を。この先の堂内には、平安時代後期に鞍馬寺の毘沙門天像と同木で作られたという毘沙門天像が祀られています。
秀吉が伏見城で信仰していたものと伝わり、「出水の毘沙門さま」と親しまれる毘沙門天像。通常は厨子に納まり縁日であっても正面に薄い幕を掛けられていますが、「京の冬の旅」では間近でお参りが可能に! この貴重な機会に力強いお姿をじっくり拝し、ご利益を授かりましょう。
書院では、日蓮上人の入滅を描いた掛け軸『宗祖涅槃図』や日蓮上人の真蹟など、秘蔵の寺宝を公開。なかでも気になったのは「時雨松」の古株です。出水通界隈の寺院には「出水の七不思議」が伝わり、そのひとつが華光寺の「時雨松」。秀吉お手植えの名木で、晴天でも時雨の如く枝から雫を落としたとのだとか… 現在は古株の一部が残るのみで、本堂前には2代目の松が植えられています。
書院には授与所が設けられ、御朱印や御守りを用意されています。毘沙門天が「寅の年・寅の日・寅の刻」に出現されたという逸話にちなみ、トラのおみくじも。毘沙門天像とは対照的なかわいい姿に、ほっこりします。
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※2026年2月1日(日)は拝観休止。3月1日(日)は13:00~の公開
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※2026年2月1日(日)は拝観休止。3月1日(日)は13:00~の公開
「京の冬の旅」4年ぶりの公開!
【大徳寺 大光院】

表門
華光寺の拝観を終えたら「千本出水」バス停に戻り、市バス206系統(大徳寺・北大路バスターミナル行き)に乗車。約15分の「建勲神社前」バス停(Google map)で降り、徒歩約2分の場所に位置する大徳寺 大光院へ。
大光院は、今年(2026)開創700年を迎える大徳寺の塔頭のひとつ。豊臣秀長の菩提を弔うため奈良・大和郡山に創建された後、慶長4年(1599)に家臣・藤堂高虎によって大徳寺山内へ移されました。客殿には、文禄2年(1593)の秀長三回忌法要の際に造られたという木像が安置され、墓には秀長と高虎の供養塔が並びます。
客殿の見どころは、「京の冬の旅」パンフレットの表紙を飾る『黒雲龍図』。奥州・伊達家伝来の狩野探幽筆と伝わる屏風を襖絵に仕立て直したもので、昭和30年(1955)の客殿移築時に寄進されました。墨の濃淡で巧みに描かれる龍は迫力満点! 部屋によって姿が異なるので、じっくりご鑑賞を。そのほか、秀吉の軍師・黒田如水(官兵衛)好みという二畳台目の茶室「蒲庵(ほあん)」も公開されています。
⇒大徳寺 大光院の詳細はこちら
※2026年2月15日(日)~17日(火)は拝観休止
⇒大徳寺 大光院の詳細はこちら
※2026年2月15日(日)~17日(火)は拝観休止
「京の冬の旅」スタンプラリーで、ちょっと一服
「京の冬の旅」をめぐるなら、スタンプラリーも一緒に楽しむのがおすすめ! 特別公開箇所のなかから3箇所を拝観してスタンプを集めると、お好みの接待箇所で“ちょっと一服(お茶とお菓子など)”の特典が受けられます。接待箇所は京都市内各地の公開箇所近くにあり、気軽に立ち寄ることができます。
※スタンプラリー用紙はJR京都駅ビル2階の「京都総合観光案内所〈京なび〉」または各公開箇所受付で配布されています
※スタンプラリー用紙はJR京都駅ビル2階の「京都総合観光案内所〈京なび〉」または各公開箇所受付で配布されています
今回利用した接待箇所は、大徳寺の境内にある「泉仙 大慈院店」。塔頭の大慈院で営業されている精進料理のお店で、スタンプラリー用紙を提示すると「抹茶とわらび餅」がいただけました。落ち着いた雰囲気の和室は、ひとやすみにぴったり♪ 昼食に訪れるのも良さそうですね。
※泉仙 大慈院店の“ちょっと一服”利用時間は14:00~16:00(ラストオーダー15:30)
さらに嬉しい情報を! 3箇所のスタンプを集めると「京の冬の旅」60回にちなみ、抽選で60名様に素敵なプレゼントが当たる「おおきにキャンペーン」に応募できます。京都市内各所の宿泊券や、多彩な伝統工芸品がラインアップしていますので、ぜひご応募ください!
⇒「京の冬の旅」スタンプラリーの詳細はこちら
*****
各公開箇所では随時ガイドさんのご案内が行われていて、知識が深まります。京都には秘められた文化財がたくさん。今回は公共交通機関でめぐりましたが、テーマに合わせた便利な「おこしバス(京都定期観光バス)特別コース」や「タクシープラン」も設定されています。お好みのプランでめぐり、新たな京都発見を楽しんでみてはいかがでしょう。
※泉仙 大慈院店の“ちょっと一服”利用時間は14:00~16:00(ラストオーダー15:30)
さらに嬉しい情報を! 3箇所のスタンプを集めると「京の冬の旅」60回にちなみ、抽選で60名様に素敵なプレゼントが当たる「おおきにキャンペーン」に応募できます。京都市内各所の宿泊券や、多彩な伝統工芸品がラインアップしていますので、ぜひご応募ください!
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各公開箇所では随時ガイドさんのご案内が行われていて、知識が深まります。京都には秘められた文化財がたくさん。今回は公共交通機関でめぐりましたが、テーマに合わせた便利な「おこしバス(京都定期観光バス)特別コース」や「タクシープラン」も設定されています。お好みのプランでめぐり、新たな京都発見を楽しんでみてはいかがでしょう。
\EXサービス会員の皆様へ! おすすめプラン ※要予約/
拝観引換券3枚とガイドブックがセットになった「60回記念【京の冬の旅】非公開文化財特別公開スペシャルセット」のほか、神職さんやご住職のご案内付、開門前の貸切拝観などの日にち限定プランをご用意しています。詳細はこちら。
※ご紹介した公開箇所は、一部を除き撮影禁止です。撮影可否は、現地スタッフさんにお尋ねください
拝観引換券3枚とガイドブックがセットになった「60回記念【京の冬の旅】非公開文化財特別公開スペシャルセット」のほか、神職さんやご住職のご案内付、開門前の貸切拝観などの日にち限定プランをご用意しています。詳細はこちら。
※ご紹介した公開箇所は、一部を除き撮影禁止です。撮影可否は、現地スタッフさんにお尋ねください
※掲載内容は2026年1月26日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。
