開催中止
開催中止(新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、中止となりました)
6月12日は江戸時代後期に活躍した絵師、円山応挙の新暦における誕生日。絵師を目指して京の都に出る15歳まで応挙が生活していたのが、丹波国穴太村です。このたび、応挙が小僧生活を送った金剛寺の住職であり、応挙について大変造詣の深い中道 承碩さんのご案内で、画聖を育んだ“穴太(あなお)”の地を探訪する特別な機会をいただきました。
まずは、金剛寺本堂の襖絵『波濤図(複製)』に隠された、見る人の視線を計算して描いたという応挙の仕掛けを探してみましょう。さらに、会員様のためだけに12幅からなる重要文化財『群仙図』のうち2幅の掛け軸を特別に公開していただきます。応挙が崇敬した小幡神社では、宮司の上田 貴史さんから、穴太の地名に関係する神社のご由緒を伺いましょう。全国で3例だけといわれる応挙筆の絵馬『板絵著色繋馬図』の特別公開は必見です。
また、西国三十三所巡礼の二十一番札所として全国から信仰を集める穴太寺を、ご住職の穴穂 行弘さんのご案内で拝観。布団に入った涅槃像、亀岡市内唯一の木造塔など、見どころがいっぱいです。明智光秀が築城した亀山城より移築されたと伝わる通常非公開の茶室にも特別に入らせていただきます。美しい方丈庭園を、普段は見られない角度からお楽しみください。穴太生まれの中道さんだからこそ案内できる道中の名所巡りもお楽しみに。
平安京より歴史深き穴太の里が、知られざる京都の新たな一面を教えてくれるはずです。
- 日程
- 2021年6月12日(土)13:30 ~ 15:45
- スケジュール
- 13:30 集合(金剛寺)
▼
お話(本堂)
「画聖圓山応挙顕彰会」の理事を務める中道さんから、円山応挙と穴太の関係や画風などを分かりやすく教えていただきます
▼
拝観
■応挙の画才を見出した金剛寺の4代目住職玉堂和尚を描いた肖像画からは、師に対する応挙の想いを感じられるかも
■『群仙図』の特別公開では、滅多に見ることのできない応挙の真筆を、じっくりとご覧ください
▼
散策
かつては西国三十三所の巡礼ルートとして敷かれた村道を歩きます
▼
参拝(小幡神社)
■延長5年(927)に編纂された『延喜式』に名前が記されるほど由緒ある古社
■開化天皇を主祭神とする全国でも数少ないお社へ参拝します
■絵馬は、応挙が描いた絵を息子の応瑞が完成させ、奉納した親子の合作!
▼
散策
小幡神社から穴太寺まで、応挙の生誕地である穴太村内の小道を歩みます
▼
拝観(穴太寺)
■本堂の天井画131枚の中に隠れた「傘を差すカニ」や「瓢箪と盃」といったユニークな絵柄を探してみましょう
■木造の涅槃像としては全国で6例しかない、鎌倉時代の作と伝わる貴重な仏像にお参りします
■武家屋敷を移築したという方丈には、秘密の部屋やからくりが隠れているそう!
■方丈の池泉鑑賞式庭園は、江戸時代に作庭された京都府の名勝庭園です
▼
15:45 解散
- 場所
- 金剛寺・小幡神社・穴太寺
- 特別講師
- 金剛寺 住職 中道 承碩
小幡神社 宮司 上田 貴史
穴太寺 住職 穴穂 行弘
- 募集人数
- 20名
- 参加料
- 3,000円(拝観料・参拝料・ガイディングレシーバー代込)
- キャンセル料
- 当企画は下記のとおり、キャンセル料が発生いたします。ご注意ください。
キャンセル料 キャンセル料発生日 (イベント実施15日前より)20% 2021年5月28日(金)より (イベント実施3日前より)50% 2021年6月9日(水)より (イベント実施2日前より)100% 2021年6月10日(木)より
- 集合場所
- 金剛寺
JR京都駅→JR山陰本線(嵯峨野線)「亀岡駅」乗換、京阪バス34系統「おばた橋」下車徒歩約5分
- 注意事項
※雨天決行。
※すべて徒歩移動になります(移動距離約550m)。
※花の見頃は気候条件によって変動いたします。
※状況によりガイディングレシーバーの使用を一時的に取りやめる場合があります。あらかじめご了承ください。
※イベントにお申込みになる前に、「イベント参加の注意事項」のご確認をお願いいたします。お申込みの時点で、そちらに記載の内容にご了解をいただいたものとさせていただきます。
オリジナルイベント実施における新型コロナウイルス感染症対策について
- 参加申込み
- 2021年4月25日(日)10:00~14:00(先着順)
翌日以降は平日10:00~17:00のみ受付
TEL:075-681-9031
イベント申込み手順はこちらからご確認ください。
- その他・お問合せ
- イベントに関するお問合せは「そうだ 京都、行こう。」デスク
TEL:075-681-9031(平日10:00~17:00)