東福寺で学ぶ 知られざる画僧 明兆

会員イベント

終了しました
  • 『大涅槃図』(2007年3月14日撮影)
  • 南明院
  • 三門楼上 内観
  • 三門楼上から望む法堂
  • 法堂天井画 『蒼龍図』堂本印象筆
  • 『大涅槃図』(2007年3月14日撮影)
  • 南明院
  • 三門楼上 内観
  • 三門楼上から望む法堂
  • 法堂天井画 『蒼龍図』堂本印象筆
2023/2/12(日)から受付開始 <先着順>
※イベントのお申込みは、「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カードをお持ちの方のみとなります(カードの新規ご入会は2022年6月30日をもって終了しました)。

かの雪舟に影響を与え、国指定の文化財作品を多数遺した絵師 明兆をご存じでしょうか。東福寺の僧侶でありながら、お寺専属の絵師として活躍した希有な経歴の持ち主で、室町幕府四代将軍 足利義持も実力を認めるほどでした。

今春には東京国立博物館で行われる特別展「東福寺」で47幅に及ぶ『五百羅漢図』(重要文化財)の公開が決まり、すでに話題を呼んでいます。2023年に注目必至の明兆について、室町水墨画をご専門とする福島 恒徳先生のレクチャーで学んでみませんか。

まずは、東福寺の非公開塔頭で、かつて明兆が住持を務めたという南明院へ。福島先生より明兆の生涯や画風について、画像を上映しながらの座学で学びます。先住職の永井 慶洲さんには、お寺のご由緒と明兆に関する伝承をお聴きしましょう。

東福寺では明兆が指揮を執り、弟子達と描いたとされる天井画や壁画が遺る三門楼上へ。十数体の仏像が安置された広い空間を包み込むように、天女などが極彩色で描かれた美しい仏の世界を会員様だけでじっくりとご覧ください。

さらに、4年の修理を経て一般公開される『大涅槃図』を貸切で鑑賞。明兆作品の中でも最大となる、縦約11.3メートル、横約6.5メートルにおよぶ大画面に、さまざまな人物や動物が力強い墨線で描かれています。

専門家の力を借り、天才画僧の魅力にたっぷりと迫りましょう。
日程
2023年4月22日(土)13:30 ~ 17:00
スケジュール
13:30 集合(南明院・通常非公開)
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お話・拝観

令和元年に作庭された枯山水庭園『蒼穹庭』を鑑賞

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講義

注目の作品をはじめ、特別展「東福寺」の見どころについてもレクチャー

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徒歩移動

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特別拝観(東福寺 三門楼上・通常非公開)

■現存する日本最古の禅寺の三門は国宝です
■楼上に安置される宝冠釈迦如来像や十六羅漢像に手を合わせましょう
■扁額は三門を再建した足利義持の筆

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特別拝観(東福寺 法堂・通常非公開)

■東福寺の『大涅槃図』は、泉涌寺、本法寺にならぶ京都三大涅槃図のひとつ
■涅槃図に描かれることが少ない猫が描かれていることで有名
■天井の『蒼龍図』は、日本画家の堂本印象作

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17:00 解散
場所
南明院・東福寺
特別講師
花園大学 文学部 教授 福島 恒徳
募集人数
20名
参加料
5,400円(拝観料・ガイディングレシーバー代込)
キャンセル料
当企画は下記のとおり、キャンセル料が発生いたします。ご注意ください。
キャンセル料 キャンセル料発生日
イベント実施15日前より20% 2023年4月7日(金)より
イベント実施3日前より50% 2023年4月19日(水)より
イベント実施2日前より100% 2023年4月20日(木)より
集合場所
南明院
JR京都駅→JR奈良線「東福寺駅」乗換、京阪本線「鳥羽街道駅」下車徒歩約8分
注意事項

※すべて徒歩移動となります(移動距離約250m)。
※大涅槃図は、2023年3月14日(火)~16日(木)と4月15日(土)~5月7日(日)の期間、東福寺の法堂にて一般公開されます。イベント当日は、一般拝観時間後に貸切で拝観いたします。
※状況によりガイディングレシーバーの使用を一時的に取りやめる場合があります。あらかじめご了承ください。
※イベントにご参加になる前に、「イベント参加の注意事項」のご確認をお願いいたします。ご参加の時点で、そちらに記載の内容にご了解をいただいたものとさせていただきます。


オリジナルイベント実施における新型コロナウイルス感染症対策について
参加申込み
2023年2月12日(日)10:00~14:00(先着順)
翌日以降は平日10:00~17:00のみ受付
TEL:075-681-9031(「そうだ 京都、行こう。」デスク)

イベント申込み手順はこちらからご確認ください。

その他・お問合せ
イベントに関するお問合せは「そうだ 京都、行こう。」デスク
TEL:075-681-9031(平日10:00~17:00)

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