鎌倉時代の阿弥陀如来立像 名品を訪ねて

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  • 上徳寺 阿弥陀如来立像

    上徳寺 阿弥陀如来立像

  • 大行寺 本堂外観

    大行寺 本堂外観

  • 蓮光寺 本堂外観

    蓮光寺 本堂外観

  • 駒止地蔵

    駒止地蔵

2023/7/9(日)から受付開始 <先着順>
※イベントのお申込みは、「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カードをお持ちの方のみとなります(カードの新規ご入会は2022年6月30日をもって終了しました)。

天皇や貴族の発願により、奈良時代から平安時代にかけて大寺院に個性豊かな仏像が数多く造られたのに対し、鎌倉時代になると市井の人々が寄り集まって仏像と縁を結ぶケースが目立つようになります。その際に人気を博したのが、仏師快慶が確立した安阿弥様(あんなみよう)というスタイルの阿弥陀如来立像でした。

奈良国立博物館の主任研究員として2017年の「快慶展」を担当し、日本彫刻史をご専門とする山口 隆介先生のご案内で、鎌倉時代の阿弥陀如来立像のなかでも名品として知られる3体の仏様にお参りしませんか。

まずは、快慶が晩年に手掛けた阿弥陀如来立像がご本尊の大行寺へ。ご住職の英月さんより、なぜ人々が阿弥陀様に救いを求めたのか、信仰面からお話しいただきます。山口先生には鑑賞の手引きとなるよう、快慶の生涯や作風、安阿弥様の特徴について教えていただきましょう。

蓮光寺では負別如来(おいわけにょらい)と呼ばれるご本尊にまつわる驚きのエピソードを、ご住職の森さんよりお聴きし、山口先生の解説でお像の美しさに迫ります。

最後に訪ねる上徳寺のご本尊は今年、国の重要文化財に指定されたばかり。ご住職の塩竃さんにご由緒をお聴きし、仏様の唇に水晶をはめた稀有な表現を間近でご覧ください。

いずれのお寺もご本尊は通常非公開のため、ご縁を結ぶことのできる貴重な機会です。専門家の解説で、より深く、仏様と向き合ってみませんか。
日程
2023年9月30日(土)13:00 ~ 16:00
スケジュール
13:00 集合(大行寺・通常非公開)
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お話・講義
■ご住職の英月さんはテレビや雑誌などで布教使としても活躍されています
■山口先生による分かりやすい座学

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お参り
■像高約82cmのご本尊は、国の重要文化財に指定されています
■最新の調査で分かった像内にある納入物とは
    
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お話・お参り(蓮光寺 本堂・通常非公開)
■明応元年(1492)の創建
■仏様の穏やかな表情と衣の美しさに注目を

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お参り(地蔵堂・通常非公開)
■弘法大師の作と伝わる「駒止地蔵」が祀られています
■約2.4メートルもの大きなお地蔵さま、名前の由来は平清盛?!

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お話・お参り(上徳寺 本堂・通常非公開)
■いま話題の徳川家康による建立
■ご本尊には唇以外にも珍しい特徴があるといいます。山口先生に教えていただきましょう
■内陣の柱を飾る美しい螺鈿細工も必見です

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16:00 解散
場所
大行寺・蓮光寺・上徳寺
特別講師
奈良国立博物館 主任研究員 山口 隆介
募集人数
20名
参加料
4,700円(拝観料・ガイディングレシーバー代込)
キャンセル料
当企画は下記のとおり、キャンセル料が発生いたします。ご注意ください。
キャンセル料 キャンセル料発生日
イベント実施15日前より20% 2023年9月15日(金)より
イベント実施3日前より50% 2023年9月27日(水)より
イベント実施2日前より100% 2023年9月28日(木)より
集合場所
大行寺
JR京都駅→地下鉄烏丸線「四条駅」下車徒歩約5分
注意事項

※すべて徒歩移動となります(移動距離約1.1km)。
※状況によりガイディングレシーバーの使用を一時的に取りやめる場合があります。あらかじめご了承ください。
※イベントにご参加になる前に、「イベント参加の注意事項」のご確認をお願いいたします。ご参加の時点で、そちらに記載の内容にご了解をいただいたものとさせていただきます。

参加申込み
2023年7月9日(日)10:00~14:00(先着順)
翌日以降は平日10:00~17:00のみ受付
TEL:075-681-9031(「そうだ 京都、行こう。」デスク)

イベント申込み手順はこちらからご確認ください。

その他・お問合せ
イベントに関するお問合せは「そうだ 京都、行こう。」デスク
TEL:075-681-9031(平日10:00~17:00)

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