サンディエゴ美術館は、米国西海岸において最初期に収集された充実したヨーロッパ絵画のコレクションを有し、国立西洋美術館は東アジアにおいて唯一の体系的なヨーロッパ絵画のコレクションを所蔵します。本展覧会では、両館が所蔵するオールドマスター絵画(15-18世紀絵画)を中心に印象派までの約60点の作品を通して、600年にわたる西洋美術の歴史をたどりながら、西洋絵画をどのように見るとより愉しめるかを提案します。サンディエゴ美術館から来日する作品はすべてが日本初公開。なかでもジョットやジョルジョーネの作品はいずれも北米には数点しか所蔵されない貴重な作例であり、サンチェス・コターンの静物画は、17世紀スペインの静物画の代表作として世界的に最もよく知られた傑作です。異なる文化や歴史のなかで描かれた西洋絵画を分かりやすく深掘りし、美術鑑賞の面白さを解き明かします。
- 日程
- 2025年6月25日(水)~10月13日(月・祝)
10:00~18:00(受付終了17:30)
- 料金
- 2,200円
- 場所
- 京都市京セラ美術館 本館 北回廊1F
- 電話
- 075-771-4334
- 休館日
- 月曜日(祝日の場合は翌日)