この度、松尾芭蕉の貴重な自筆自画《野ざらし紀行図巻》が半世紀ぶりに再発見されたことを記念し、嵯峨嵐山文華館と共同で展覧会を開催します。
第2会場である当館では、幻の名品である《野ざらし紀行図巻》を特別に公開します。本作は芭蕉が貞享元年(1683)8月に江戸を出立し、貞享2年正月までの間に伊勢から伊賀、大和、近江、尾張を巡り、再び伊賀を経由して京より近江、尾張を通り江戸に帰庵した行程で記したことが分かっています。制作された時期が分かる芭蕉の筆跡と画作が一望でき、芭蕉が絵画にも強い関心があったことを示す、大変貴重なものです。そのほかにも、芭蕉に強く憧れ、活動した与謝蕪村。そして、蕪村と同じ年に生まれた伊藤若冲にも焦点をあて、各々の代表作《猛虎飛瀑図》や《蕪に双鶏図》など多数展示します。最新の絵画を真摯に学び、己の画風に取り込もうとした二人の努力の跡をご覧ください。
第2会場である当館では、幻の名品である《野ざらし紀行図巻》を特別に公開します。本作は芭蕉が貞享元年(1683)8月に江戸を出立し、貞享2年正月までの間に伊勢から伊賀、大和、近江、尾張を巡り、再び伊賀を経由して京より近江、尾張を通り江戸に帰庵した行程で記したことが分かっています。制作された時期が分かる芭蕉の筆跡と画作が一望でき、芭蕉が絵画にも強い関心があったことを示す、大変貴重なものです。そのほかにも、芭蕉に強く憧れ、活動した与謝蕪村。そして、蕪村と同じ年に生まれた伊藤若冲にも焦点をあて、各々の代表作《猛虎飛瀑図》や《蕪に双鶏図》など多数展示します。最新の絵画を真摯に学び、己の画風に取り込もうとした二人の努力の跡をご覧ください。
- 日程
- 2022年10月22日(土)~2023年1月9日(月・祝)
前期 2022年10月22日(土)~11月28日(月)
後期 2022年11月30日(水)~2023年1月9日(月・祝)
10:00~17:00(受付終了16:30)
- 料金
- 1,300円
- 場所
- 福田美術館
- 電話
- 075-863-0606
- 休館日
- 11月29日、12月30日~1月1日