総本山南禅寺の塔頭で、明治43年(1910)第4代南禅寺派管長豊田毒湛(高源室)が開創したとされる通常非公開の南陽院。その本堂の障壁画が近代の京都画壇を代表する存在として近年再評価が進む日本画家木島櫻谷(1877-1938)の作であることが発見され、この秋特別に公開されます。本堂の5室50面にわたる障壁画は、櫻谷が最盛期を迎えた34歳の時に描かれたとみられ、山水画の代表と位置付けられます。中国的な理想の世界を日本の懐かしい風景に移し替えたような新感覚の水墨画です。5つの間それぞれに日本の風景を描き切った櫻谷の美学を存分にお楽しみください。
※事前申込み制(日時指定)。申込みはこちら。当日空きがあれば拝観可能。
※本展は泉屋博古館 特別展「木島櫻谷-山水夢中-」の一環として特別公開します。
※事前申込み制(日時指定)。申込みはこちら。当日空きがあれば拝観可能。
※本展は泉屋博古館 特別展「木島櫻谷-山水夢中-」の一環として特別公開します。
- 日程
- 2022年11月3日(木・祝)~12月11日(日)
前期:2022年11月3日(木・祝)~11月13日(日)
後期:2022年11月23日(水・祝)~12月11日(日)
10:00~17:00
- 料金
- 1,000円
- 場所
- 南禅寺 南陽院(京都市左京区南禅寺福地町86-10)
- 電話
- 075-771-6411(泉屋博古館)
- 休館日
- 月曜日