特別企画展 生誕120年記念 モダニスト福田豊四郎、秋田を描くー土田麦僊に愛された日本画家

美術館・博物館

  • 特別企画展 生誕120年記念 モダニスト福田豊四郎、秋田を描くー土田麦僊に愛された日本画家 福田豊四郎《濤》1938年 秋田県立近代美術館
日本画家・福田豊四郎の京都では初となる回顧展を開催します。福田豊四郎(1904-1970)は郷里秋田の風景を詩情豊かに描きながら、一方で日本画の革新を目指したモダニストという面を持ちます。豊四郎ははじめ京都で洋画を学んだ後、東京の川端龍子と京都の土田麦僊に師事し、日本画家となりました。1928年に活動拠点を東京へ遷してからは、龍子の青龍社に所属して意欲作を発表しますが、1933年に脱退し、その後、吉岡堅二とともに西洋絵画の手法などを取り入れた新しい感覚の日本画を追求して前衛的な活動を推し進めていきます。1948年の創造美術(のちの創画会)旗揚げの際にはその先頭に立ち、戦後の日本画を牽引しました。本展では、豊四郎が生涯にわたり愛した秋田に題材を求めた作品を中心に、初期から晩年までの代表作を一堂に紹介するとともに、豊四郎に影響を与えた土田麦僊・川端龍子等の作品や初公開の書簡資料なども紹介。モダンな感覚にあふれる表現と、秋田への郷土愛に満ちた豊四郎芸術の魅力に迫ります。
日程
2024年10月9日(水)~11月24日(日)
9:30~17:00(受付終了16:30)
料金
510円
場所
京都府立堂本印象美術館 
電話
075-463-0007
休館日
月曜日(祝日の場合は翌日)

おすすめコンテンツ