令和5年(2023)、京都市立芸術大学はキャンパスを京都駅東部へ全面移転しました。京都市立芸術大学は、明治13年(1880)に京都府画学校として開校して以来、何度も校地を移転しながら歴史を重ねており、今回もまた新たな歴史の1ページとなります。京都の画家たちが、日本画の将来を託して紡いだ学校の歴史。竹内栖鳳、山元春挙などが教壇に立ち、土田麦僊、村上華岳、小野竹喬ら数多くの画家が学びました。その後巨匠となり、京都画壇に燦然と輝いた画家たちの若き日の挑戦や、また教員となった画家たちが京都の代表として矜持をもって制作した作品は、学校の歴史とともに存在します。本展では、大学の前身である京都府画学校や美術工芸学校、絵画専門学校など近代における歩みを資料によって振り返り、それら学び舎が育んだ日本画の名作をご紹介します。
- 日程
- 2024年10月11日(金)~12月22日(日)
前期:10月11日(金)~11月17日(日)
後期:11月19日(火)~12月22日(日)
10:00~18:00(受付終了17:30)
※展示替えあり
- 料金
- 1,800円
- 場所
- 京都市京セラ美術館 本館 南回廊1階
- 電話
- 075-771-4334
- 休館日
- 月曜日(祝・休日の場合は開館)