没後120年 エミール・ガレ展 美しきガラスの世界

美術館・博物館

  • 没後120年 エミール・ガレ展 美しきガラスの世界 百合文六角花器 1900-1904年 個人蔵
産業革命を経て、工業化が進む19世紀から20世紀初頭のヨーロッパで花開いた「アール・ヌーヴォー(新しい芸術)」。その中心的人物として、ガラス工芸を芸術の域にまで高めたのが、フランスのガラス工芸家エミール・ガレ(1846-1904)です。植物学者でもあったガレは、自然観察、植物学、生物学の知識を活かし、花々や昆虫などの生き物をモチーフに、自然美と生命の輝きをガラス工芸で表現しました。また、ジャポニスム(日本趣味)にも大きな影響を受け、日本美術との出会いにより、鷹や松など日本らしいモチーフをデザインに取り入れ、様々な技法で独自の世界観を創り出しました。1889年、1900年のパリ万国博覧会ではグランプリを受賞し、国際的評価を得、ガレの作品は一躍人気となります。1901年には「芸術産業地方同盟(ナンシー派)」を設立し、工芸の発展に貢献しました。本展は、没後120年となるガレの偉業を、約70点の美しいガラス作品で振り返ります。
日程
2024年11月22日(金)~12月25日(水) 
10:00~19:30(受付終了19:00) 
料金
1,100円
場所
美術館「えき」KYOTO
電話
075-352-1111(ジェイアール京都伊勢丹)
休館日
会期中無休

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