手ぬぐいは汗を拭ったり、頭に被ったり、進物や配りもの、商人たちの広告など、さまざまな場面で日本人に親しまれてきました。江戸時代中期頃からは、大名や歌舞伎の役者たちが集い、趣向を凝らした手ぬぐいを持ち寄って競い合う「手拭合」が行われるようになるなど、日本人の美意識を刺激する文化として定着し、実用品としてだけではなく、美術品としても愛されてきました。さらに細辻伊兵衛美術館では、手ぬぐいのデザインに時代背景が反映されていることに注目。本展では、永楽屋が受け継いできた手ぬぐいの中から、「ダンス」が描かれた作品を取り上げます。永楽屋が製作してきた、江戸時代末期、明治、大正、昭和初期、平成そして令和に至るまでの貴重な手ぬぐいをご覧ください。
- 日程
- 2024年11月23日(土・祝)~2025年2月12日(水)
10:00~19:00(受付終了18:30)
- 料金
- 1,200円(手ぬぐいチケット付き)
- 場所
- 細辻伊兵衛美術館
- 電話
- 075-256-0077
- 休館日
- 展示替え期間中(期間は美術館のホームページでご確認ください)
※天候状況やイベントなどにより、臨時休館する場合があります