京の鳥辺野(とりべの)・蓮台野(れんだいの)・化野(あだしの)は平安時代の葬送の地でした。それらの土地に放置されたままの無名の遺骸を、弘法大師(空海)が埋葬し、弔ったことがあだし野念仏寺の始まりです。やがてそこらの墓石や石仏を1カ所に集めて、無縁仏を供養するようになりました。千灯供養では石塔や石仏およそ8,000体の無縁仏に無数のロウソクをともして供養します。
※2022年は中止となりました。