平安時代より山岳信仰の古刹だった高雄。その高雄の地にある真言宗遺迹(ゆいせき)本山の神護寺は、最澄や空海が唐から帰国して、正当な継承者とするために行う儀式である灌頂(かんじょう)を行ったお寺です。寺宝の特別公開では国宝の伝・源頼朝像、平重盛像をはじめ、釈迦如来像などの絵画や古文書といった、第一級の文化財を多数所有する神護寺ならではの貴重な寺宝が、虫払いも兼ねて書院にて一般公開されます。
※2023年は中止となりました。