大正から昭和にかけて活躍した建築家・藤井厚二が、昭和3年（1928）、自邸として建てた建物。日本の気候風土と西洋的な空間構成を融合させる実験住宅の集大成として、平成29年（2017）、国の重要文化財に指定。日本の近代建築20選にも選定されています。淀川からの風を地中に埋めた土管で冷やしてから室内に取り込み、壁・天井には調湿機能をもつ和紙を貼るなど、夏でも涼しく健康的に暮らせる工夫が随所に施され、見る人を驚かせています。※室内撮影については公式ホームページでご確認ください。