大徳寺の塔頭寺院で通常非公開。作庭家、建築家、茶人として後世に大きな影響を与えた小堀遠州が建立。遠州が自ら設計した茶室「忘筌席」は建築と庭園の視覚関係を緊密に考えられた構成となっている。庭園も見どころで、本堂前庭は二重の刈込籬を作って水平線とした借景庭園、書院の直入軒前庭は故郷を模して造られた「近江八景の庭」といわれる書院式枯山水庭園。いたるところで遠州の美意識が感じられる。
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