職住が一帯となった商家特有の表屋造が遺る伝統的な京町家です。明治2年（1869）築で、通りに面した店舗と玄関部分が、昭和58年（1983）に京都市有形文化財に指定されました。屋根看板に見える「竒應丸」は小児用丸薬のことで、薬種業を営んでいた頃の名残。事前予約制で京町家の暮らしを見学できるほか、1日1組限定で秦家に伝わる家庭料理をいただけます。「祇園祭」の際は太子山の会所飾り場になり、賑わいをみせます。

■見学
【時間】9：30～16：30（前日までに要予約）
【料金】2,000円

■料理 秦家
【時間】昼12：00～15：00、夜18：00～21：00（4名～、4・5日前までに要予約）
【料金】昼6,000円～、夜10,000円～（いずれも税・飲み物代別）