浄土宗の寺院で「椿寺」の愛称でも親しまれている。神亀3年(726)に行基が建立し、天正年間に現在地に定まったという。本堂前にある椿は色とりどりの花びらがはらはらと散ることから、五色八重散椿と呼ばれ、豊臣秀吉が献木したと伝えられる。現在の木は樹齢約120年の二世。見頃は3月末から4月始めで、桜とともに楽しめる。境内墓地には赤穂浪士の打ち入りを陰で支えたとされる天野屋利兵衛の墓がある。洛陽三十三所観音霊場の第三十番札所。
※最新情報は各掲載先へご確認ください。