真言宗山階派の大本山。醍醐天皇が母藤原胤子の菩提を弔うために創建。皇室や藤原氏の庇護を受けて栄えたが、たび重なる戦火で衰退し、江戸時代に再興されてからは法親王が暮らす門跡寺院となった。内部は非公開だが、宸殿や書院はこのとき明正天皇の旧殿を賜ったもの。庭園には桜、藤、杜若、花菖蒲などが咲き、冬には氷室池にマガモも訪れる。樹齢750年を超えるハイビャクシンや徳川光圀寄進の雪見灯籠も必見。
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