木津川をはるか下に見下ろす、笠置山の山頂にあるお寺。紅葉の名所として知られ、冬の早朝、木津川にかかる雲海の神秘的な景色もひそかな人気。弥生時代から磐座信仰の聖地であり、奈良時代には東大寺お水取りの起源とされる「正月堂」が建立、鎌倉時代に高僧・解脱上人(貞慶)を迎えて大いに繁栄したものの、後醍醐天皇のとき全山焼失。それ以後に復興し、修験道の修行場として信仰される。境内には巨石が点在し、本尊は高さ約15mの巨石に刻まれた「弥勒磨崖仏(みろくまがいぶつ)」。線刻された姿は、今は見ることができず、光背のみが遺されている。
- 住所
- 相楽郡笠置町笠置笠置山29MAP
- 電話番号
- 0743-95-2848
- 拝観時間
- 9:00~16:00
- 拝観料
- 300円
- アクセス
- JR関西本線「笠置駅」下車徒歩約45分
- HPアドレス
- https://kasagidera.net/
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